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InterBEE2009 reoprt -YAMAHA-

さて今回はYAMAHAです。
自社ブランドのみならず、Nexo,Steibergなど多くの機になるブランドを持つ、ある意味YAMAHA グループのブースと言えるでしょう。

YAMAHA

CDプレーヤー

特に新製品の発表などもなかったように記憶していますが、正体不明のCDプレイヤーがポツリ、スタッフに尋ねてみると、誰も知らない、とのこと。1.5UのなぞのCDプレーヤーです。NaturalSoundとのことですので音が聞いたみたかったのですが、ちょっと無理な様子でした。
出力端子はRCAのみ!XLRがないのが業務機としてはつらいとこでしょうか

M7ClやLS9などデジタルコンソールは多くありましたが、PM5000はありませんした。まぁ新製品ということもないですから仕方ないのかもしれません。業界全体としてはやはりDigitalConsoleへ移行している感じがありますし。

デジタルマルチも含めてやはりデジタルがすさまじいですね。


Steinberg

NUENDO SyncSteation

待ちに待っていた方多いと思います。SteinbergのシンクロナイザーNUENDO SyncSteationです。
Mr. Steinbergの青木さんによるとかなりの高精度のシンクが可能とのこと。非常に期待が持てる製品です。映像を絡めた仕事をしている方々には良質なSyncは必須ですから。

NUENDO SyncSteation


NEXO

NEXOがYAMAHA グループになって久しいですがアンプを共同開発するなど積極的に良質な製品を開発しているようです。
技術的な詳細が多くなりますので詳細は割愛しますが、パワードプロセッサー(まぁパワーアンプです)などほかのSpに使用してもかなりの高音質だとか
さすがヤマハの技術力です。


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InterBEE2009 reoprt -Hibino/HIBINO Intersound-

さて、毎年のことなのですが、YAMAHAさんとHibinoさんはお互いに隣に大きいブースを構えています。目立つのでここのどちらかからスタートすることが多いです。

Soundcraft

Soundcraft Siシリーズ

さて、まずドドンとおかれていて目を引いたのはsoudcraftのデジタルミキサーSiシリーズです。
InterBEE全体の印象となりますが、各社いろいろなコンセプトのもとさまざまな用途のミキサーを開発しています。

Soundcraft Viシリーズ

もちろんViシリーズもありました。


JBL

小型のラインアレイを発表。小型ERTECとといえる感じです。d&b audiotechnik Tシリーズ,L-AcousticsのKiva-Kiroなどもそうですが、使い勝手のよい小型アレイが年々増えてきていますね。


Amcron

MA-i

ミドルグレードのアンプMA-iシリーズと新製品I-Tシリーズ です。 I-Tシリーズ

SHURE

リボンマイク Crowley and Tripp/Naked Eye Roswellite

headphoneが3機種、とリボンマイク、コンデンサーマイクが数種、という感じです。リボンマイクは Crowley and Trippを買収したので何がしかの形で発表するとは思っていましたが、やはりという感じです。てかロゴ変えただけのような気もします(苦笑)。
基本的にリボンは「カーボンナノチューブ」ではなく「ロズウェライト」になるそうです。


ワイヤレスマイクも新登場!UHF-R MWシリーズでは、39chの同時使用が可能。

行ってきましたInterBEE2009


InterBEE2009会場

この時期の恒例の催しInterBEE2009に今年も行ってきました!!

さすがに全部見れたわけではないのですが、というか1/3くらいしか見れなかったのですが、これから毎日数日間掛けて気になった商品などをULしていきますのでお楽しみに!!


念のためですが、おそらくすべてのメーカーを書くことができないのですが、それは別につまらなかったとかではなく、回れてないだけです。




いってきました!!楽器フェア2009

早起きして行ってきました。楽器フェア2009!!つくばからゴトゴト列車に揺られ、2時間ほどで会場のパシフィコ横浜です。

入場手続きを済ませ、ざくっと会場図を見てあたりをつけます
僕は店頭でPA/SR機材、Rec機材,デジタル楽器関連を担当しているので、やはり国内Big3 KORG,Roland,YAMAHAははずせないところです。 全部紹介すると週末に行こうと思っている人の楽しみが半減してしまうかもしれないのでさわりだけ。

KORG

弊社の行ってきました!!KORG新製品発表会にも結構書いてしまったので特に新製品、ということはないかもしれませんが、WAVEDRUM WD-X,SV-1 73,SV-1 88,microSamplerなどがごっそり!

M50のカラーバリエーションが素敵でした。


Roland

別会場でM-380の発表会もあったのですが、会場にあったのはM-400のようでした。

V-Synth GTなどシンセもたくさんありましたが、新製品、という意味で個人的に注目してきたのはデジタルピアノ HP300シリーズです。
最上位機種HP307は結構デジピに抵抗がある方もすんなり入れるんじゃないかと思います。ツヤのブラックが展示されていましたが、高級感でまくりです。

YAMAHA

テノリオンです。触ってきました!!これも触って見てもらわないとなかなかわからない楽器でしょうね。 オレンジインジケーションのVerもあります。
ほかにもDTXの新製品などもあります。


Big3のレビューはこんな感じです。てか、ほとんど書けてないです。さすがに1人で全ジャンルを網羅するのは不可能なのと、回りきれません。 あとはご自身の目で見て、触って、聴いて、試してみてください。

あと個人的に気になった製品などを挙げていきます。 たまたま、ということもあるでしょうから、ほかにも楽しい製品はあるはずです。前述のとおり自分の担当エリアが多いいですが、ご容赦ください。

SENNHEISER

evolution seriesのコンデンサーマイク、e965がとてもよかったです。
e945と視聴比較しましたが、あのe945がしょぼく聞えてしまうくらいよかったです。e945よりも一回り大きいので女性の方だときついのかもしれませんが、音はハンドマイクの最高峰と言えるのではないでしょうか。(念のためですがe945もすごくいいマイクです。)


GENZ BENZ

FET回路とTUBE回路を搭載し、独立制御、MIXも可能なフレキシブルなBassアンプです。しかも軽い!!!!
最初持ったときにスタッフさんに「これ箱ですか?」と聞いてしまいました。 実際に音を出してもらってびっくり...
重たいラックを持ち運ぶ苦労から解放されますね。


FISHMAN

アイデア賞をあげたくなるくらいナイスな展示ですね。日本でないとその面白さは半減するかもしれませんが(魚男って)。板さんもナイスガイです。
よいシミュレーターが有りました。是非試して下さい。


t.c. electronic

見た目がカワイイコンパクトなBassアンプが有りました。デモ演奏も行っています。


TASCAM

US-1641の後継機種でしょうか。ただインジケーターが見づらいです...。


audio-technica

ATシリーズに新製品登場です。今回はリボンマイク!デモの予約してきちゃいました。
あとコンパクト形状のワイヤレス。結構な距離が可能との事です。


あたりでしょうか。

再来週はInterBEEです。

Takumi Otani

SONAR7新機能情報!!!


プラグインエフェクト関連
プラグインシンセ関連
MIDI関連


前置き
-Tedious preamble-


米国Cakewalk社のDAWソフト "SONAR"のバージョンが7に上がりました。毎年まじめに開発しているのでしょうね。SONARはWindows OS上でのみ走るDAWなわけですが、Vistaへのいち早い対応(2007年3/31、Vistaが発表された日にVistaへの対応を公表)など、着実な進化が伺えます。 全機能を詳細にレポートするのは不可能なのでかいつまんでご紹介しましょう。

プラグインエフェクト関連


(PEとあるのはProducer Editionのみの追加機能)

Cakewalk LP-64 Linner Phase EQ

  • 64bit内部演算浮動小数点処理
  • 位相歪みのないリニアフェイズEQ
  • 畳み込み演算方式
  • 最大20bandのFull-Parametric EQ
  • ±24dBのBoost/Cut,-∞dBの設定が可能
  • 192kHzに対応
実際に使用してみての感想ですが、非常に良くかかるEQ,と言う印象です。ただQの設定が、マウスで操作したときに、ちょっと極端かな?と言う印象もあります。±24dB出来るので+24dBとかやってみたのですがスムーズに持ち上がってくれます。いや、すばらしい。デジタルEQというと「効きが悪い」とよく言われますが、それは位相変化が少ないためで、アナログEQでは我々は位相の変化も聞き取っているのです。ですのでこの効きは驚異的といえば驚異的です。
また畳み込み演算のため、パラメーターを操作すると音が途切れたようになりますが、それは仕方ないでしょう。
Mastering EQと銘打ってありますが、各トラックに使用しても充分に使えるEQだと思います。

Cakewalk LP-64 Multiband Compressor

  • 64bit内部演算浮動小数点処理
  • リニアフェイズフィルター
  • 20msec Look Ahead処理
  • 不自然なレベル変動を防止するPDR(Program Dependent Release)
  • 192kHzに対応
  • VST Automation対応
5バンドのマルチバンドコンプです。あまり仕事では使わないのですが、ミックスから極端に変えたいときなどはMultiband Compが便利なときも多々あります。
どちらかというとミュージシャン(非エンジニア)の観点が多く取り入れられていると言う印象を受けました。EQと組み合わせて素敵なマスタリングが可能でしょう。欲を言えば、マルチバンドかブロードバンドか選べるともっとよかったのですが...。
このままだとけなして終わり、という印象なので、もう少し書きます。マルチバンドコンプはMixで辺に飛び出た帯域を押さえたり、もう少し欲しいな、と言う帯域を引っ張りだしたりするのに非常に便利です。
「EQではだめなの?」と言う声も聞こえてきそうですが、Multiband compはFilterで帯域を制限するため、EQよりも帯域の制限がかけやすいのです。またShelvingを除いてEQには必ず「PEAK」が出来ます(Peakingというくらいですから)。Filterによる処理ではEQのようなpeakingはできません。一部の帯域がうまく持ち上がったり、押さえ込んだり出来るのです。
Masteringで何とかする、と言うのは個人的にはあまり好きではありませんが、実際2mixをいじった方が楽、というときも多々あります。5バンドもありますからね。役立つこと間違いなし!!!

Boost 11 Peak Limter

  • 64bit内部演算浮動小数点処理
  • 20msec Look Ahead処理
  • 不自然なレベル変動を防止するPDR(Program Dependent Release)
  • 192kHzに対応
  • VST Automation対応
マキシマイザーです。つまみが2個しかないので操作が非常に簡単です。Thresholdを下げて、アウトプットのMaxを指定する、というタイプです。プリセットも何種類か搭載しているので簡単にためすことが出来ます。

V-Vocalがver 1.5にUp Grade

ある意味SONARの最大の売りであるV-Vocal。Version1.5になりました。 追加された新機能は、[Pitch To MIDI]機能です。音程編集したAudio素材を、MIDI data(Pitch,Timing,Duration,Bend)に変換が可能。

Sidechainに対応

コレは嬉しいですね。Pro Toolsでは当たり前だっただけに、欲しい機能でした。

プラグインシンセ関連


(PEとあるのはProducer Editionのみの追加機能)

z3ta+

LEじゃないですよ。正規版の
z3ta+です。いろいろなソフトシンセがありますが、「シンセ」という部分に着目すると音が太くて、楽しくて、僕はコレが一番好きかもしれません。もちろん自宅PCにもInstallされています。

D-Pro LE

膨大なライブラリを持つD-Pro、そのLEです。基本的な音色を中心に、楽曲製作時に必要な音色を500以上収録

Rapture LE

ステップジェネレータ搭載のRaptureのLEです。時間変化がとても素敵な音色が得意です。

MIDI関連


StepSequencer

今更?と思う方もいらっしゃるかもしれません。いや、コレがなかなか便利。

Piano RoleViewでのMIDI編集強化

コレは説明しづらい、というか触ってもらわないと実感できないのかもしれませんが、
  • 拡大鏡機能:全体表示のまま、マウスのポインタの部分を拡大できます。(コレはマジ便利です。)
  • 複数のMIDI eventの表示
  • ドラッグクォンタイズ
  • マウス操作でMIDIノートの分割や接合が可能


LINE6新製品発表会report!!



前置き
-Tedious preamble-

行ってきました!!LINE6新製品発表会!
会場は京王線沿いのリハスタ。
どこかで見たことのある書き出しですが、仕方有りません。会場の場所が同じだったので...。今回は前回のような恥ずかしい行動は控えようとしっかり場所を確認していきました。
会場に到着することスタートの20分ほど前、2部への参加だったため、比較的すいていました。最前列、中央に座席をとり、時間があったので先に写真をとっていました。 そうこうする内に定刻になり新製品発表会スタートです!!

Spider Valve series

前評判やwebでチェックなさった方も居るかも知れません。1996年から様々なアンプのモデリングをメインに製品を開発してきたLine6社がついに真空管メーカーと手を組んだ、という画期的な製品です。
Line6社がパートナーに選んだのはBogner Amplification社です。Eddy Van HalenのMarshallの改良など幾多の伝説を持つ真空管アンプメーカーです。ある意味商売敵ともいえるLine6社と手を組んだというのも興味深いですが、我々ユーザーの立場から言うとそんな大人の事情よりは、どんな製品に出来上がっているか、が気になります(苦笑)。
では早速ラインナップを見ていきましょう。
  • Spider Valve112
    コンボタイプ
    40W classAB真空管アンプ,1×12"Celestion Vinatage 30Sp搭載,20.4kg
    12AX7×2 as Pre Tube
    6L6×2 as Power Tube
    定価¥123,900-
    2007/10末日発売
  • Spider Valve212
    コンボタイプ
    40W classAB真空管アンプ,2×12"Celestion Vinatage 30Sp搭載 27.2kg
    12AX7×2 as Pre Tube
    6L6×2 as Power Tube
    定価¥147,000-
    2007/10末日発売
  • Spider ValveHD
    アンプヘッド
    100W classAB真空管アンプ 15.9kg
    12AX7×2 as Pre Tube
    6L6×4 as Power Tube
    定価¥141,750-
    2007/12末日発売
  • Spider Valve412VS-T
    スピーカーキャビネット
    4×12"Celestion Vinatage 30Sp搭載 53.5kg
    定価¥120,750-
    2007/12末日発売
  • Spider Valve412VS-B
    スピーカーキャビネット
    4×12"Celestion Vinatage 30Sp搭載 53.5kg
    定価¥120,750-
    2007/12末日発売
Spider Valve112,212,HDには
Bognerのロゴが入っています。
共通スペックとしては、
  • アンプモデル:12種類
  • エフェクト同時使用3種類(Modulation系エフェクト,Delay系エフェクト,REVERB)
  • 300 Artist Preset
  • 36 User Programmable
  • 100 song Preset
  • POD XLR Direct Out
  • Reinhold BognerによるLine6のための回路設計
  • Foot Control:FBV,FBVshortboard
  • Tuner搭載
です 会場には残念ながらコンポのSpider Valve212しかありませんでしたが、基本スペックなどは同じとのことですので参考していただけるのではないかと思います。 パネルから見ていきましょう。 左から、まずGt inputの端子、サウンドセレクト,[Drive][BASS][MID][TREBLE][CHAN VOL]Modulation系エフェクト、Delay系エフェクト、[REVERB][MASTER][PRESENCE]のつまみ、そして、真空管アンプであることを証明するかのように[STAND BY][POWER]があります。 Spider Valveならでは、というとちょっと語弊があるかもしれませんが、特徴的な、すなわち他のアナログアンプには搭載されていない機能などを見ていきましょう。
サウンドセレクトのつまみからいきます。 6つのLEDがあり、それぞれ、[CLEAN][TWANG][BLUES][CRUNCH][METAL][INSANE]というネーミングがなされています。すぐにお分かりいただけると思いますが、右に回せばどんどんひずんでいきます。写真ではオレンジに光っていますが、各ポジションでオレンジとブルーの2色が光るようになっており、オレンジよりはブルーの方が歪っぽくなります。
あとは3種類(Modulation系エフェクト,Delay系エフェクト,REVERB)のエフェクトでしょうか、Reverbだけは普通のアンプと同じようにReverbの量を決めるようになっていますが、Modulation系エフェクト,Delay系エフェクトはつまみを回していくと、効果の深さと、種類が変わるようになっています。Line6の製品になじみのある人であれば、すぐわかっていただけるかもしれません。

さて、実際の音ですが...、でかいです。しかも抜けめちゃくちゃ良いっす。なるほどコレがBognerがLine6の為に新設計した回路か...と納得です。 幸か不幸か、アンプの真正面 3-4mだったのですが、デモ演奏の時にGtを鳴らした瞬間にBacking聞こえなくなりました(苦笑)。「出力:40W」という記載を見たときに「400Wの誤植じゃないのか?」と本気で思いました。しかもただ音が大きい、とかという感じではなく近いというんでしょうか。良く雑誌などで「膜が1枚取れたような感じ」という表現がありますが、1枚じゃないですね。あれは。 すごい音圧でした。 すべてのデモンストレーションが終わっていろいろ話を聴いていたのですが、それで納得しました。回路の構造が、僕が予想していた回路と違っていたのです。
僕は
Gt→[12AX7]→[ADC]→[Modeling]→[DAC]→[6L6]→[Trans]→[Speaker]

という回路構造を想像していたのですが、実際は

Gt→[ADC]→[Modeling]→[DAC]→[12AX7][6L6]→[Trans]→[Speaker]

とういう構造だそうです。
Line6のモデリング技術の音を最も良い状態で増幅し、スピーカーをドライブさせる、と言うコンセプトが生きています。 Spider Valve seriesのリアパネルですが、こんな感じです。右上にコントローラー用のコネクタ,[XLR Direct Out],[Preamp Out],[Power Amp in]があります。[Preamp out]は[DAC]の後の信号を取り出すようになっていて、Stand Byをoffにすることにより、スピーカーシュミレーターを通過して出力されます。録音時などもバッチリですね。
また[Power Amp in]は[12AX7]の前に入るようになっています。ここにダイレクトにGtを接続しても、インピーダンスの関係でBognerのアンプとしては使えませんが、ちょっと裏技があります。気になる人は是非、発売後店頭へ!(デモンストレーション後、デモンストレーターの方や、スタッフの方のいろいろ実験しましたから。いやー楽しかった!D井さん、N村さんはじめ付き合ってくれたスタッフの方々、感謝しています m(_ _)m)

そうそう!! デモンストレーションの最後にとんでもないハプニング、いやサプライズが!!あのジャパニーズロックの大御所"GODIEGO"のguitarist、浅野孝已氏が会場に!!
我々「ガンダーラ」、「モンキーマジック」、「Galaxy Express999」「Holy and Bright」世代にはたまらないですね(年がばれますね、ちなみに僕は再放送世代ですよ(笑))。演奏はBluesのセッションという感じだったのですが、そのオーラに感動です。 3m前に本物が居るんですからね!! いやーよかった。
ご本人に確認したら肖像権は特に問題ないとのことで、web掲載のOKを頂きました!!

誘ってくれたkorg M園さんありがとうございました!!






あとがき(?)
-Afterwords-

いかがだったでしょう。写真などはカタログをスキャンしてどんどん追加していきたいと思います。ShopsiteへのLinkも貼りますから、実際の販売価格などもチェックしてみてくださいね。 9/22にはさらに追加があります。お楽しみに!!


TFT color touch Display






「えー、色着いただけでしょ?」まあそうなのかもしれませんが、ウケる機能があります。

Screen Saverついています。
壁紙も変更可能です。
しかも壁紙は自分で追加可能です。

カンペ代わりにも使えるのでは??

「それをPhotoshopで加工して仕込むのなら、手書きが楽じゃい!」
という声も聞こえてきそうですが、気持ちのゆとりって大事ですからね(苦笑)。

冗談はさておき、好きなアーティストの写真とかを入れておくとテンションあがる事間違いなし、
MCの内容のメモとかにも活用出来ますね(結局カンペか..)。



あと、「うーんナイスアイデア」と感心した機能が、「表示内容を切り替えることが出来る」機能です。
例えば、音色Editの時と、Live中では求められる画面や表示は異なりますよね。Edit中は様々な情報がわかりやすく得られるべきで、Live中は現在使用中の音色がすぐわかるようになっているべきでしょう。
それを簡単に切り替えることが出来るのです。


Articulative Phrase Synthesis









V-Synth GTの最大の目玉の一つでしょう。AP Synthesisです。
4つのソロ楽器の「動作」をモデリングしています。その4つとは

  • Violin
  • Erhu(二胡)
  • Saxophone
  • Flute




です。

ノコギリ波を音源として二胡の奏法でソロを弾く、いやーしみじみしそうですね。

それぞれのモードに8個から10個のパラメータがありますのでとても幅のある音/フレーズを作り出す事が可能です。



もちろんこのAP synthesisとEA synthesis,Vocal Desinerの併用が可能ですから音作りは自在といっていいでしょう。

ただ、Upper toneとLower tone同時にAP Synthesisを使う事はできません。



実際のパラメータをちょっと紹介しておきましょう。

名称をあげてもピンとこないのでその機能を紹介します。

まずノイズを増加させるパラメータ:Fluteの様なリップリードの楽器は必ずブレスノイズが出ますが、それを増減させます。

Pitch bendを遅らせるパラメータ:ピッチベンドはもはや無くてはならないシンセの機能です。当たり前ですが、操作したまんまリニアに効きます。
コレを遅らせる、いやなまらせるパラメータです。
他にもSaxのGrowlを再現する為のパラメータ等是非試していただきたいパラメータ満載です。


画期的なのが上記のパラメータをフルにしたからといってソフトに弾いた時にSaxのGrowlがなるとかそういった事はありません。

それっぽいフレーズをもっとそれっぽく!

あの楽器のニュアンスをこの音色で!!

という時に非常に威力を発揮しそうな「演奏モデリング系シンセシス」といっても良いかもしれません。

個人的には是非上記"Violin","Erhu(二胡)","Saxophone","Flute"に加えて"E.Gt"を開発して欲しいです。

Fingering Noise,Feedbackとかをパラメーターに入れて...Aftertouch,S1,S2でコントロールとかですかね。
まてよ、JD-800にそんなのがあったな(汗)。I-15だったかな?





Vocal Designer




Vocal Designerがシンセ音源との同時使用が可能になりました。

Vocal Designerはいってしまえば、ボコーダーという事になるのでしょうが、従来のボコーダーを遥かに凌駕した新世代の機能になっています。

デモ演奏でAmazing GraceをVocal Designerを使用して演奏してくれたのですが、すんごいですねー。あればっかりはちょっと聴いて貰わないと判らないかもしれません。


シンセ音源部と当時使用が可能になった事により、表現の幅はとても広がります。

EA SyntheisのPADやアルペジエーターを同時に使用する事により今までにないパフォーマンスが可能です。

一人でパッドのバッキングもやりつつ、3声のハモリを入れる事も可能なのです。


マイク入力の部分も非常に考慮され、Neutrik Comboコネクターが採用されています。しかも+48Vファンタム電源供給可能です。コンデンサーマイクもどんと来いといわんばかりの充実ですね。






Sound Impression


ここまで書いておいてなんですが、やはり文章では魅力の半分も伝わらないかもしれません...。やはり楽器ですからね。

V-Synthの音をはじめて聞いたときにその音の太さと、存在感に驚愕しましたが、今回V-Synth GTはそれを超えています。

「シンセは音を作るためのもんだ」

「分厚い存在感ある音はアナログでしょう」


とお考えの皆さん、是非V-Synthシリーズを試してみてください。


きっとご満足いただけます!!


あとがき
-Trivial Afterwords-





余談ですが、今回セミナーが始まる前に真っ先に探した音色があります。

V-Synthでは001に、V-Synth GTでは262に格納されている、あのENIGMAも使用した、ラテン語の[Da 'V' Code]です。

VariPhrase technologyを堪能出来る最も判りやすいプリセットでしょう。



非常に高価な製品ではありますが、おそらく10年後,15年後、雑誌やweb等で「Synthesizerの銘機」というページがあったら MiniMoog,MemoryMoog,Prophet-5,X-pander,JD-800等と並んで取り上げられるシンセに違い無いでしょう。
Rolandが作り出した、モンスターシンセ、V-Synth GT

興味がある方いらっしゃいましたら是非声をかけて下さい。


実演デモやりますよ!!

















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