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NAMM SHOW 2011

あけましておめでとうございます。久しぶりのスタッフ日記登場です。

さて世界最大規模の楽器展覧会 NAMM SHOW 2011も今日で最終日です。

気になる新製品がばしばしですね。Twitterでもちょこちょこつぶやきましたが、ちょっとまとめようと思います。

僕が一番気になっている新製品は

KORG KRONOS

コルグの半世紀に及ぶ歴史をなぞるように、時空を超えた「9つの音源」をこの1台に結集

どんなシンセなんでしょうね。楽しみです。おそらくディーラーセミナーなども今後あると思いますので、レビューなども書けるといいなと思います。

Korgつながりでいくつかいきましょう

KORG KAOSS PAD QUAD

「QUAD」の名を冠したこのKAOSS PADは、その名の通りエフェクトを4つまで同時に使用可能。そしてそれらエフェクトをリズムよく、効果的に組み合わせることによって、曲やマイク音声などのオーディオ信号を自由自在に変形させることができます。これによって生み出される演奏表現は、もはやエフェクターではなく“楽器”の持つそれです。

KP3のあとKaossilatorがリリースされ、久しぶりのPADですね。
KP3の次なのでKP4とくるかと思いきや、QUAD!!確かに"4"ですね。
ナイスネーミングセンスです。

WAVEDRUM ORIENTAL

従来のサウンド・バリエーションに加え、アラビック・パーカッションに特化したアルゴリズムやPCMサウンドを徹底強化

以前復活したWavedrumのシリーズです。その名もWAVEDRUM ORIENTAL!どんな音色が追加されているのでしょうか、気になります。

その他にもKORG,KID扱いの製品のNAMM情報はこちら!

Roland

さて今回Rolandではシンセ、特にWorkstationの発表はありませんでしたが、Pf周りで面白そうなものが。

V-Piano Grand

ピアニストの思いを余すことなく表現し、ピアノ音楽の可能性を広げるローランドピアノ・デジタルのフラッグシップ・モデル。

単体で鳴ります(電力は必要です)。以前のV-Pianoからさらに音源に磨きをかけたというのですからたいした物です。

RD-300NX

SuperNATURALサウンドをより身近にする、ポータビリティに優れたステージ・ピアノ。

上位機種RD-700NXをよりコンパクトに、というイメージでしょうか。ステージで見かける雰囲気が多くなりそうな予感がしますね

GR-55

シンセ・サウンドとギター・モデリングを融合させた革新的かつ即戦力のサウンドを装備したギター・シンセ。

土浦店NAGASEが気に入りそうな製品ですね。

RC-30

最大3時間の録音と99フレーズのメモリーに対応。5種類の専用エフェクトを搭載し、ファンタム電源にも対応した2トラック仕様のループ・ステーション。

Looperの新製品です。シングルペダルのRC-3の発売されます。

その他にもRoland製品のNAMM情報はこちら!

YAMAHA

こうきたらYAMAHAを見ない訳にはいかないですね!

Steinberg Cubase6

Version6リリースです。画面の表示もpopになり、アンプsim系のPlug-ins増強!

2/9にセミナーにいってきますので詳細はまた後日!

InterBEE2010で触れたなかったSSLのNeucleusもあったなぁ

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氷河期到来! なんぢゃい!この寒さは!?

と、叫びたくなるような最近の寒波。ちょっと前までゆる〜い寒さだっただけに老いた身体にこたえます。

そんな中、プラントは元気です(笑)

お正月に買いそびれたあのギターあのアンプ。まだ間に合うセール中です!

ちょっと寒いけどご来店ください。

あの伝説の少年も毎日顔を出してくれています。ピック救いも記録を更新してなんと46枚とか救っちゃってます!まさに救いの神!カッコいいぜ!mori君!


それはさて置き、電源周りってみなさん気にしてますか?アコースティックな方は特に電源を使ったりしないでしょうが、ロックな方やDTMな方、いわゆる電気ものをお使いの方、電源周りには要注意ですよ

電気を使って音を出したり、変化させたり、大きな音にしたりしている以上、その電気が思った以上に音に影響しているという事。良い音は良い電気から。余裕のある良い電気は良い音を作り出す、という事。

コンセントにさして電源スイッチ入れれば音出るしそんなに気にしない、という方。それで正解!

 でもね、正しいけどあとちょっと気を使ってみてみて。

例えばアンプの電源ケーブルをグレードアップしてみるとか、電源タップをグレードアップしてみるとか、コンセントプラグだけでもグレードアップしてみるとか。それだけであ〜ら不思議、音がぶっとくなったり、ラウドになったりします。うっそだぁ〜!と思う方は試しにきてみて下さい。目から鱗を落としてみせましょう!

で、もっともっと基本に立ち返れば、ちゃんと普通に使ってるか?というチェックだけでもたまにはしてみて下さい。

←部屋の片隅のテーブルタップが、こんな風になっていたりしませんか?


うちの台所のタップですが、パンツ食ったり、いや、パン作ったり、ご飯炊いたり冷蔵庫で冷やしたりの部分に大きな負担と変に挟まった形跡がありこんなに醜く解けて端子が本体を溶かして突き破り飛び出していました。ひぇ〜っ!怖い!

異常乾燥警報も出る今日この頃です。こんな事から出火!なんて事も十分にありえます。いい音も追求すると面白いですが、それ以前に、安全か?のチェックもしてみてくださいね。ホント。


なんか今回は説教臭くなってしまいましたね。

臭いからもう終わりにします。

臭い?どこかが焦げてるんぢゃ!?

いやいや、その臭いぢゃないって・・・


山紫水明

あけおめ!モードも一段落ついてきた今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?


例に漏れず私も初詣〜初日の出というコースを辿り、1/2の初売りに参戦!といういつものパターンで2011年が始まりました。

毎回初詣は『どこ行く〜?』からはじまり、いろいろ試してきましたが、やっぱり何十万人という人が集まる神社がテキヤさんもいっぱい出ていて楽しいから、そんな神社を選んじゃいます。

何てったって『子連れ』ですから。

それから『初日の出いくの?』を連発されたのですが、去年か一昨年に太平洋へ初日の出を見に行ったら車の中での待ち時間が長く、トイレはなく、風に吹かれてとんでもなく寒かったので、あれはちょっと地獄の日の出だなと思い、暖かい所で初日の出は見られないものか?と考え、成田なら空港だろうと言う事になり、行きました。 ら、 あっさり入り口で追い返されました。

午前5時から入れるので出直してこいと。

まあ、急ぐ事もないので近くのコンビニの駐車場で眠り、6時頃南ウイングへ行き、日の出が見えそうな場所をウロウロ探しました。これはこれで寒くない所だと緊張感がなく、ご子息なんかダラダラで、いざ太陽が見えてきてもボーッとしています。逆にチビは喜んでいましたが。結果、『暖かい場所での初日の出はいまいち』というレポートをさせて頂きます。

←成田空港、南ウイングの2011年初日の出!

そんな元旦の朝でしたが、それまでは閑散としていた空港内も7時を過ぎると、各ショップも開き、どちらへ行かれるのか羨ましい旅行者さん達もワラワラと集まりだし、日本の正月だから!ってんでかどうかわかりませんが、鏡割りやらお祓いやらがはじまり、升酒を一般人に振る舞っておりました。(残った樽酒は職員が飲むんだろうか・・・)

そんな羨ましい旅行者たちの隙間をぬって、初日の出組は帰途につきました。

ガンチョウ参りというかたちで子どもの時は親に毎年連れられて、地元の金比羅さんにお札をもらいに行ってました。

身体が記憶しているので、大きくなっても暫くはそうした時期もありましたが、ここ数年(親になってから)は新たな開拓を試みています。


初詣に行く神社を選ぶ選び方って、みなさんの楽器屋選びと同じ感じなんでしょうか。

毎年ミュージックプラントの初売りに参戦してくれるお客樣方には嬉しい限りなのですが、美味しい物があるからか、楽しいからか、義務か、いったいどんな理由で集まってくれたんだろう。そんな事をふと思ったのは、他でもない、伝説を作り続ける少年、mori君がいるからでした。

今年のmori君は、初売り初日の前日夜の10時からプラントの前に陣取り(流石に1人では心細いのか相棒と一緒だったようだが)12時間並んで、弦を買ってくれました。!?弦を買うために12時間も寒い中並んだというのか!?さすが伝説少年!その後もピック救いにハマリ、連日のトライで通算5回目!最高救出数38枚だ!と、今も店内で7弦ギターを物色しながら6回目のピック救いを目論んでいます。 というか、今やってます・・・。

他にも沢山の方がご来店くださり、久々に見た方、結婚が決まっちゃった方、弦が安くて来ちゃった方、あちこち行ったけどやっぱりここに来ちゃった、という方、もうありがたくて、ありがたくて嬉しい限りギリギリギリギリ・・・。

まだまだ新春セールやってます!16日まではお手元の会員DMで福引きもできますし、書き初めも1/20までやってます。

1/23〆切りでLIVE PLANT(1/30)もどしどし募集中だし、1/30〆切りでミューレボ(2/13)はガンガン募集中です!

2011年もミュージックプラントがおもしろいです!


・・・mori君、そろそろピック救いやめてください。(笑)


タイトルの『兎年だぜ!yokoka君!』は今回まったく出てきませんでしたが、近日中にその話は書こうと思います。 では!


山紫水明

昨年末の仕込みも順調に終え、3日間の休暇を各スタッフそれぞれがいろいろな形で過ごし、2011年1月2日早めに集合。

新年初売り。

(←土浦店はこんな感じで〜す)

業界に入って22回も通って来たこの日ですが、いつもドキドキとワクワクが入り交じった口に中が乾く感じで迎えるこの瞬間。 自分たちが準備した『いろいろ』にお客様達がどう反応してくれるのか、吉と出るのか、凶と出るのか?

実は、呑気に『あけおめ!ことよろ!』なんて言ってるけど、中身はこんな感じなのだ。

みんなに喜んでもらえる物を集められたのか? みんなが楽しめる物が用意できたのか? まさに、開けてビックリ玉手箱!だ。


2011年1月2日。実は、慌てて家を出て来た。はっきりと目も覚めていなかったかもしれない。 それでも、朝礼をして自分に気合いを入れるつもりで1日をスタートさせた。

信頼できるスタッフが十分にいるというのは、実に心強い。気の利いた采配が出来ていなくても実にそのスタッフの持ち味のでるポジションにいつの間にかはまって機能している。 さすがミュージックプラント! 自画自賛する気もないし、我ながらと思う気もないが、ふとそう思ってしまう。

9時の出勤時。店の前には十数人の人が並んでいた。よく見る顔が殆どだ。

『はあ・・・。』実はそう思った。

ごめんなさい。昨日の夜から並んで待っててくれた人たちもいるというのに、不謹慎にもそう思ってしまった。 自分の企画した内容に対する答えがそれだったからだ。

でも、それで意気消沈している余裕は無かった。だって、スタッフみんな元気だったから。

そして、10時の整理券を配る段階では、実に用意した枚数では足りずに増刷する羽目となっていた。 11時のオープンから整理券分のお客様を特設会場に誘導し終わるのに昨年以上の時間を要したのは言うまでもない。

会員様用のDMに載せきれなかった商材もひしめくA-1特設会場には、目を疑うビックリ価格の楽器や機材がびっしりだが、瞬く間にニコニコ顔のお客様達とともに自動ドアから旅立って行った。

『あ〜よかった』。花*花ぢゃないけど、やっぱりそう思った。

(←初日を終えてかなりギターが減ってしまったA-1特設会場。そうは言ってもまだまだ美味しいモノも残ってます!)

みんな嬉しそうだったし、楽しんで帰ってくれた。また、明日も来ます。という方もいた。

正月ってエキサイティングで楽しくて充実してて、いいね。やっぱり。 みんな楽しみにしててくれてるみたいだし。

よし!今年も1年、頑張って、また2012年の正月にこんな想いが味わえたら幸せだわな〜ということで、2011年もやりきってみましょう!

明日の1/3からは通常通りの営業時間。今日だけ午後6時に閉店でした。追い出し気味になってしまった皆様、ごめんなさい!中古特価市は明後日までやってます!明日からは午後8時までお相手させて頂きますので是非遊びにきて下さい。


そしてKISS万歳!!


山紫水明

ご近所の方々は察しがついていると思いますが、土浦店にはKISSお馬鹿がおります。店内あちらこちらにその片鱗が見えていると思いますが、意外にとけ込み気づかない場合も多々あるようです。

昨夜はKISS/Tをフリースの下に着てカ○ミに買い物に行くと、レジのおばさん(パッと見て私より年上に見えたのでこう呼ばせて頂きます)が、「¥985になります。・・・あら!?KISS!懐かしいわ〜」とTを見て反応されました。「今でもやってるんですよ」と返すと「それは若い頃の顔よねぇ。」まじまじと覗き込み「あら、そうでもないか...」と勝手に納得。確かに10年チョッと位前ですが。(因みにKISSってもう37年位続いてるんです!)で、メイクをしたKISSのメンバーを若いか、現在かを判断出来るなんて、ただ者ではないな・・・この人。と思いながら「すいません。袋も下さい。」「あら、ごめんなさい。3円です。」というヒトコマ。

やはり一般の方々には『懐かしい』存在なんですね。KISS。Gene社長〜!まだまだ現役でやってんだぜ〜という所をもう一度ガツンと示したろーぢゃないですか〜!

某ウドー・ミュージック・フェスティバルでは日本での初野外という事で気合い満々で乗り込んで来たのにお客さんがいなくて、虫が顔の周りに寄って来て嫌な思いをしたのは解りますが、また来日してNHKの特番組んでもらいましょうよ〜!

でも、そんな事ばっかり言ってられないので、次はKISSネタを・・・?

プラントの超常連様のOTI愛様よりいただきましたACEです!実はすでに持ってるんですが、ブリスターが割れていたので開けさせて頂きました。自分のはまだ開けていません。開けたら開けたで楽しいですね。フィギィアって。

昔々小さな頃に遊んだ変身サイボーグ1号やミクロマンを思い出します。着せ替えや脱着、そして自分の好きなポーズに動かせるのが醍醐味だった・・・。

そして現在、そんなおっさんたちの心をくすぐるべく、楽器もフィギア化されてますね〜。だいぶ前からFenderがかなりリアルに再現されて、付属のスタンドに飾るとおっさんたちはそれを肴に酒を飲む。(¥420)

チョッと前にはエヴァンゲリオンとのコラボで話題にもなった綾波さんのギターもフィギアででましたね。因みにテレなら土浦店にまだ1本あります。買い逃した方ドーゾ。(¥4,720)

そんな中、最近出た奴でGRETSCHもありまして、これが凄くて、ホローボディーまで再現されていまして作った人も凄いけど、作ろうと思った人が凄いです。これはたっぷり在庫してますのでGRETSCH好きな方から、箱物好きさん他みなさんコゾってドーゾ。(¥490)

で、そんなGRETSCHはうちのスタッフも興味があって、入荷するなりNAGAとKUMIが1個ずつゲット。開けてみたらKUMIのはホワイトファルコンではないですか!素敵!(実はホワイトファルコンは意外と多く入っているという噂)そんなファルコンも事務所で置き去りにされていたので、ふとソバにあったOTI愛さんのACEとコラボさせてみました。そしたらどうでしょう!ACEにGRETSCH似合うぢゃん!

元々ACEにはレスポールの丸いイメージがあるから全然違和感ない、というより優雅でメカニカルなファルコンがピッタリあっていい感じです。似合うよ!ACE!ストラトやテレではこうはいかないよなぁ〜。

という訳で、楽器屋さんで売っているおもちゃ(楽器こそがおもちゃであるという説もあるが...)の遊び方のバリエイションとしていかがでしょうか?でした。

でも、実際に精巧に作られたフィギアをズラッと並べると壮観よ。


山紫水明

毎日のように通ってくれる、プラントフリークな高校生。熱いッス!日に日にプラント滞在時間が延びて来て今日も、『閉店まで居ますよ』なんて笑ってます。かなり昔の高校生っぽい感覚です。学校サボって昼間から毎日のように入り浸ってる高校生って30年前位はいっぱい居ましたよね〜。彼は、タイムスリップをして来てしまったのかも知れません。

よく試奏をしてくれます。エフェクターやらギターやら。研究熱心です。最近は自分でギターを改造したり、ケーブルを作ったりと、かなりハマリニアック症候群です。

今日はバイトの給料の話からエフェクターボードの話になり、ボードに入れるものを並べてシュミレーションしてたら、polytuneをゲットしてしまいました。

もう、嬉しくて嬉しくてテンション上がりまくりの様子で(いつもそうですが...)こっちまでテンション上がります。私と彼は30才程の歳の差がありますが、彼にギターを弾かせると30年前に流行ったものを弾きます。おもしろいです。

 こんな感じの高校生(最近は中学生もいます)がちょろちょろ出てくるようになった今の時代も『捨てたもんぢゃねえな!』と鼻息の荒い私でした。


山紫水明

僕のうちは台風一家です。 ってどんな家族ぢゃい! いやいや季節外れの台風14号さんには昨日からホントに翻弄されっぱなしでした。

ここミュージックプラント土浦店は瞬間最大雨量許容量がすこぶる悪い。以前にも数回店舗横の道路が川になり店の中まで水が入って来てしまった事がある。床下浸水みたいにはならないんですが、車の床まで浸ってしまう位の水位になってしまった道路に、何を血迷ったか侵入してくる車!?下手したらマフラーから水が入ってエンジンストップしてしまうかもしれないのに、慣れない状況で無茶してしまうんですね〜。

屋形船のようにゆったりと進んでくるのですが、センターラインのない2車線分の狭い道ですから掻き分けた波が左右に広がりザップ〜ンと店に向かって、デイアフタートゥモローかよ!っていう(そんなに大きくないが...)くらいの波が扉に当たり隙間から店内へ侵入してくる。困る。非常に困る。そんな困っていると、営業時間中だったりするとお客さんも一緒になって床へ流れ込んだ水を雑巾で吸い集めてくれた事もある。(あの時は皆様本当にお世話になりました。いい人達ばかりで。ホント。)

で、そんな過去があるもんだから、怖いんです。まだ営業時間中なら対処のしようもあるけど、今回は夜中に本気モードで台風が通過!との予報が出ていたもんだからそりゃもう気をもみましたわ。日中からちょくちょくwebの予報をチェックしては、速度が速まった!若干右にそれた!あっ!また戻った!この分だと24時頃がヤバそうだね!と、浮いたり沈んだり...。でも午後8時の閉店頃は雨も上がり道路が濡れている程度で、いったい何だったんだろうね???とホッとしたり、ムカついたり。

しかし、今回も何事もなくてよかったよ〜。


そんな事ばかり言ってられないので、楽器屋さんっぽいネタを。

先日、初めて見るおばあさんが、ボロボロのハードケース(フックも壊れてビニールひもで縛ってある)に入ったマンドリンを持参。話を聞くと5〜60年前の代物で、兄貴から譲り受けたが物置の隅で眠っていた所を救出!開けてビックリ!

カラカラに乾いてトップ板が外周の部分で両サイドが剥がれていてバックの部分も力をかけるとパックリ開いてしまうような状態。しかし何もしなければ原型をとどめているし、トップ板も上からの力には耐えられそう。想い出の品ということだったけど、直したらかなりの高額になってしまうので、とりあえず新しい弦を張ってそのままマンドリンの形を残して保管するという事になりました。

トップのサウンドホール周りや外周、そしてサウンドホールとブリッジの間には、寄木細工で細かい柄とチョウチョが施されていて捨てるのは絶対もったいない物でした。全体にかなり弾き傷やらで年期が入っていましたが弦を張ってみたらちゃんと演奏できました。さすがにあちこち穴があいた状態なのでイイ音とは言いがたいのですが、60年前に作ったんだぁ〜と思うとついつい昭和なフレーズが出て来てしまいます。

大事にしてもらうっていいですね〜。60年経っても音が出るんですから。そんな感じで、今更ながら楽器をやっててちょっと良かったな、と思った私でした。


山紫水明

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