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NAMM show report 3日目

さてさて続きです。若干体調を崩しながらも、お仕事お仕事(この辺は自分が日本人であることを実感させますね。当たり前ですが。)なんとか準備してNAMM showへ。 会場がホテルのすぐとなりなのが唯一の救いでしょうか。この辺から楽器が増えてくると思います。
とはいってもGt/Baの新製品の紹介はNagaseに勝てるはずもないのでやはりDigitalを中心に見ていくことに

MUSE Research

RECEPTOR 2 ,RECEPTOR 2 pro,RECEPTOR 2 pro MAXという製品が出展されていました。外見はいわゆるSound Moduleなのですが、中身はちょっと違います。 Plug-insをインストールして自分のお気に入りのエフェクターや音源を作ることが可能です。上記3つのグレードでCPUやRAM,HDがかわってきます。SSDも用意されているようです。
基本的にPC/Macより早いとのこと。Macはともかく不安定なWinで走らせるよりは安心感があるかもしれません。表現に語弊はあるかもしれませんが、プラグインを使用した専用機という感じでしょうね。 SSDにしておけば移動の際もさほど心配にはならないかと思います。

Dream TheaterのJordan Rudess氏も気にいているようで

RECEPTORは私の制作人生のなかで体験した最もパワフルなラックだ。この中に健在な音の可能性について考えることは.....

とのことです。

PMC

いやーこれも良い音していました。さすがです。自宅スタジオに、というにはちょっと高いのかもしれませんが、ある程度の環境を作っている人にはお勧めできるスピーカーです。

Prodigy Engineering

PCからリモートコントロール可能なHAです。VPR Allianceに準拠していますので電源供給も安心です。オリジナルデザインとのことです(カタログにもヴィンテージのクローンではない!と記載があります)。 クリーンでしっかりした音でした。

Dave Smith Instruments

特に新製品というのはなかったように思いますが、ここに乗っているのは個人的な思い入れのためです。

Dave本人の写真も撮って来ました(盗撮みたいになりましたが...)。

beamz

ちょっと話はそれるのですが、最近再現性の低い楽器が多く出てきたように思います。TENORI-ONの様な偶発性をも制作に使える部分を持つものがデジタルでも出てきました。アナログは不確定要素が多いのでそもそも完全な再現性というのは求められないのかもしれません。

デジタルでもそのような物がちょこちょこ出てきましたがこのBeamzの製品もそういう物かもしれません。3本のバーからレーザーが計6本出ていて、それを遮ると音が出ます。詳細は動画で

ほかにもいろいろあるのですが、また写真と一緒に公開しますね。

Takumi Otani
MUSIC PLANT

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NAMM showその2


さてさて続きです。時差ぼけというのはなかなか厳しい物ですね。とりあえず機材周りを中心に回っていたのですが、意外とさくっと終わってしまいまして 「技術的関心」を満たすのであればなおさらAESの方がいいのかもと、 実感しました。とはいえRycoteのヤバいShockmountやTELEFUNKENの新製品などもあり楽しかったですね。


TELEFUNKEN


地下の展示エリアにちょこんとありました。TELEFUNKENのU47のRe-issuは使ったことがあるのですが、すごく印象が良かったので、TELEFUNKENは前々から 気になっていたのです。


広いとはいえないBoothにマイクが無造作に展示してあり、すべて音が聞けるようになっていました。

展示されていたのは



  • U47

  • AK-47

  • ELAM260

  • C12

  • ELA M 251

  • ELA M251T

  • AR-51(新製品)


写真を撮っていると自信満々に「聴いてみてよ!」とオネーサンにいわれ、「もちろんですヨ」と思いつつheadphoneをかけて回路をスイッチしてもらいました。



  1. AR-51(新製品)

  2. AK-47

  3. U47

  4. ELA M 251

  5. ELA M251T


と試聴させてもらい、「どう?」と、やはり自信満々に訊かれました。「ぼかぁ、このグレーの(AR-51)が好きだな。」というと「それ新製品なのよ!」といろいろ教えてくれました。

ほかのマイクも非常に良い音していました。


Rycote


マイク周りのアクセサリーを多く製造しているメーカーですが、主にVideo CameraなどのWind Jammerなどが主でしたが、InVIsion seriesに新製品が出ました。

その名もInVision USM(=Universal Studio Moutnt)です。headphoneで音を聞かせてもらったのですが、ショックマウント部が非常によくできていてマイクスタンドをたたいた様な振動はマイクには伝わりません。 最初は別野マイクにつながっているのかと思うほどHitting Noiseとは無縁です。


RUPERT NEVE DESIGNS


InterBEEでも参考出展されていたPortico II: Channelがありました。音は聞けなかったので詳細はお伝えできませんが、今年中には日本にないって来るのでしょう。

楽しみです。


Mojave audio


David Royer氏が手がけるコンデンサーマイクです。Product Reviedwでも紹介しましたが、David本人が説明していました。 気難しそうな外観はまさしく「技術者」という面持ちです。おそらくマイクをよくすることしか考えていないのでしょう(苦笑)。にこりともせずいろいろ説明していました。


Takumi Otani

MUSIC PLANT

毎度お馴染みミューレボでございますが、今回(2/14)の大会ははじめての賞金がかかっているという事?もあってか、みなさん応募が早めです。
残り枠があと4組となっております。
『出ようかな』と思っている方、急いでエントリーしてください!
オリジナル曲を1曲持っていればエントリー可能です。
15分の演奏時間があり、全部で3曲まで演奏可能です。
当日は、午前中から集まって頂いてリハのあと、午後2時から本番をスタートの予定てす。
全体の終了は7;30〜8:00位の予定です。
お急ぎ下さい。

そんな大会を、『観てみたい』という方は、入場料が¥200だけかかります。
ミュージックプラント土浦店とつくば店と各出演者からチケットは買えますので、よろしくお願いします。
(1月末位から店頭販売ができる予定です。)
知ってるバンドの応援だけでもいいですが、観た事もないバンドもたくさん出ますので、全部みて、最後の結果発表にも同席すると感動ひとしおです!
当日の最後にSHIBUYA BOXXで行われるTOKYO FINALへ進むアーティストが発表されます!
どしどしご来場を!

山紫水明
MUSIC PLANT

NAGASEです。
リペア日記にも書きましたが、ここへ移動して報告します。
好みの偏りもありますが、ギター弾きの私から見た物でご紹介をします。

BOSS ME-25

2 EASY STEPS!というのがタイトルのMEシリーズの最新作。見た目はME-70を若干コンパクトにした仕様になっていて、本当に使い方が簡単!6つのCategory SW(CLEAN,CRUNCH,DRIVE,HEAVY,LEAD,EXTREME)を押し、さらにそのうちの10個のVariationつまみを回して音の組み合わせ(ex)CLEAN+DELAY,CLEAN+CHORUSなど。)を選ぶといった簡単操作!その他、SUPER STACKボタンでリアルさUP、そしてTAPももちろんあり、細かいパラメーターの設定ができます。CHORUS好きの私にとっても驚きのクリーンで、ヘッドフォンをしながら感激しました!これならマルチ恐怖症の方や、初めてマルチへ進む方でも気楽に手に取ることが可能ですね。人気高騰の予感大です!
URLより携帯でもサウンドを確認できます!こちらかろどうぞ。

IBANEZ SR305

IBANEZでも定番のSRシリーズのコストパフォーマンスベース。3色(OSPオレンジ,SVPシルバー,BSPブルー)発表されましたが、どの色にも大粒のラメが入っていることに目を惹きました。このカラーにしては、価格帯もお財布に優しく、ネックも薄めなので、学生や女の子にももってこいの1本になりそうです。

DIGITECH VOCALIST LIVE3

ゴージャスにハモッたデモ演が聴こえて、吸い寄せられるように見に行くと、演奏している人はギターを弾きながら歌っている一人だけ。足下には黒いエフェクターが一つ。これは、見事なハーモニーを加えてくれます。バックシンガーがいるかの様な自然な響き。サウンドメイクやハーモニーが記録&呼び起こせます。LIVE2よりはるかに音質が向上し、弾き語りの方はもちろん、コーラスが欲しいバンドには重宝しそうです。

MESA BOOGIE TA-15

TRANS ATLANTIC アンプヘッドです!単独2チャンネル仕様のLUNCH BOX的な小さな形。VOXのNIGHTTRAINにほど近い大きさですね。光り物フェチな私が目を惹く、ENGLの様に輝かしく青く光り、5or15WCLASS Aのブリティッシュサウンドと25WのCLASS A/Bリードサウンドは、生つばゴックンの極上サウンド。スタジオにMYアンプを持っていくのがしんどいなんてことがある方はいますよね?ルックスも申し分なし!!

PAUL REED SMITH 25 ANNIVARSARY

今年で25周年を迎えるPRS。これぞNAMM!といった極上の1品がずらりありました。やはり2010年もやってくれましたDRAGON2010!!59/09PUが搭載されたPURPLE仕様。アダルトな雰囲気をかもし出し、やりすぎない美しい仕上げになっていました。そしてPrivate Stockから各シリーズの25th Anniモデルが並び、ここで気になったのが、またしてもラメが入ったMIRA&STARLA!!GOLDとSILVERの2色がありましたが、特に今回驚いたのが、マッチングヘッド&ネック裏まで大粒のラメが入ってるではありませんか?!STARLAはBIGSBYが搭載されていて、より幅広いジャンルで使えそうです。今年はラメが来る予感がしますね。(勝手な考えですが)

GRAPH TECH NVS,NV2,各ナット&サドル

STEVE OLIVER氏がエレキクラシックギターを披露。ギターシンセを組み合わせたデモ演は、壮大さを感じ、そしてTUSQならではの柔らかい響きに、とても癒されました。新たに発表されたNUBONEやBLACKTUSQ XLは、よりチューニングの安定化に徹しているようです。ナットやサドルに違和感を感じた方は、このグラフテックに代えてみるのはどうでしょうか?そしてNVシリーズはT.O.Mタイプになっています。このデモ演では、BOSEのL1を使用していました。PLANTではおなじみの機材ですが、やはりどこに立ってもいい音がしますね〜。

これは驚いたコーナー!!

...を紹介します。2007年創業のVISIONARY INSTRUMENTS。その名もVIDEO GUITAR!ボディー内に13インチのビデオディスプレイが搭載されていて、映像が映し出されるのです!!!パソコンから好きな映像を取り込めば、ライブのときに目立つこと間違いなし!!実際に動画を撮ってきましたので、気になる方は声をかけてくださいね。「何これ!!」そのリアクションが正しいですから。

その他、最近気になるSuhrs GUITARの2010 SHOW SPECIALやSUGIの新作、MarshallのMEGASTACKなど気になる物が目白押しでした!

番外編



School jam battle of the bands USAと題したスクールの生徒達がNAMMの特設ステージでライブをしていました。各バンドには女の子もたくさんいて、中でも小学生の低学年の子が、圧巻のドラムを披露していました!!とにかく力強さと迫力は大人顔負けです。一般の人たちも見れる野外ステージだったので、通る人通る人が立ち止まり、みんなで応援している姿が暖かく感じました。我らがMPMSも3月にノバホールで発表会が行われます。少しでも興味がある方は、足を運んでもらえたらと思います!とにかくスケールがでかすぎるNAMM SHOW!感激です。

NAGASE
MUSIC PLANT

NAMM show Report 2日

さて2日目です。がんばっていきましょう。基本的に昨日と同じルートで回ってみました。Nagaseは地下から回ったようです。
新製品の楽器!!と楽しみにしている方に申し訳ないのですが、基本的にEngineeringの機材からとなるかもしれません。
回った順に掲載していきますね。

Solid State Logic

やはりNAMM showということのせいかBoothはコンパクトです。XRackを中心に展示してありました。

Avalon Design

Black PanelのVT-737が展示してあり、前々から気になっていたので「回路って違うの」と質問「いんや、おんなじよ」といわれある意味安心。「VT-737よく使うんだよね。いいHAだと思うよ」と話すと、「でもそれLED赤色だろ?」といわれ「まあ、昔買ったからね」と。
「LED色ってかえれるぜ、それ用のkit売ってるから連絡してこいよ」と名刺をくれました。確かに展示してあったVT-737はLEDが青色でした。

Roland/BOSS

NAMM開催の直前にメイルで新製品の案内をいただきました。ろくすっぽみる時間がなかったので現地で本物をみようと思ってきましたが、Roland Boothでかい!

RD-700GX1 SuperNATURAL® Piano Kit

RD-700GXにSuperNATURAL® Pianoを追加するキットです。

V-Combo VR-700

ぱっとみた感じは76鍵盤のオルガンかな、とも思ったのですが、よくよくみてみると違います。たたき文句にはThe Ultimate All-In-One Stage Keyboardsとあります。
それはそれは、と思い試してみるとなるほど、主要な楽器は一通り入っています。とりあえずこれ一台という感じになるのでしょうか。使い勝手の良さそうなキーボードです。

VP-7

VP−550/770の心臓部ということになるのでしょうかVocal Designerを搭載した Vocal Processorです。デモンストレーションでは男性,女性がデモを行っていましたがかなり綺麗なハーモニーでした。元々の声がよいのかもしれませんが。

ME-25

MEシリーズの最新機種ですが、非常によくできています。何がって音が。デモンストレーションが聴こえてきて耳が思わずそちらに行ってしまうほどです。

大きなデザイン変更はなく、サウンドエンジンがよくなったのでしょうか。好印象です。

Dramastic Audio

Obsidian™ Stereo Compressor/Obsidian™ 500

どこかでみたことのあるデザインだなぁと思いつつ、面白そうなので「写真を撮らせてくれ」とオファー。当たり前ですが、機材なんて音を聞くまでわからないものです。「触っていいぜ」といってくれたのでお言葉に甘えてつまみをくりくり。想像していたのとは違ったスムーズな音が出てきたので「いいじゃない。これ。」とスタッフに伝えると気を良くしたのか「こっちに来てこれを触ってみろよ」とObsidian™ 500 を紹介してくれました。やはりステレオコンプレッサーでObsidian™ Stereo Compressorと基本的には同じ設計ですが、Ratioなど異なる部分があるとのこと。こちらの方が僕は好みでした。

2台をリンクさせることも可能とのこと。VPR Alliance対応なのでありなのでは?と思いました。

ほかにもSSLのVideo OutをVGAに変換するアダプタも作っている会社の様です。

AVANT Electronicas

聞き慣れないメーカーだったのと、マイク,スピーカー展示してあるので写真を撮っていると、"May I help you?"といわれたので説明を聞くことに。モニタースピーカーのThe Abby,Abbey Mini-Towers,Active MixCubesを説明してくれました。早口でいわれたので「おいおい、母国語は英語じゃねーんだよ」と思いましたが、なんとかがんばって会話をしていましたが、モニターはすべて自然な音がしていたのが印象的でした。

AURATONEのRebuildというか、再現したものがかわいかったです。もうじき日本でも発売されるのこと、楽しみですね。

とりあえずいったんこの辺で(やべー、まだ1/10もかけてねー)。

Takumi Otani
MUSIC PLANT

Anaheim無事到着

いやいや、無事つきました。日本を1/14 18:30に出発してCAに1/14 10:00につくというタイムマシン的な状況です。
ホテルは会場の近くなので移動もらくちんです。2人とも飛行機であまり眠れなかったので、眠たいですが、時差ぼけを強制的に修正する意味でも会場とその周りをぶらぶらしています。

今晩からイベント目白多しです。

楽しみにしててくださいね

Takumi Otani/Hiroyuki Nagase
Music Plant
CA時刻=14:17@1/14
日本時間=7:17@1/15

NAMM show行ってきます

さてさて、無事たどり着けるのかしら、という気分でいっぱいですがNYCやLondonにふらりと行ったことがあるので大丈夫でしょう(←一番ダメな自信の持ちかた)。

頑張ってみてきますのでみなさんお楽しみに

Takumi Otani
MUSIC PLANT

(C)Music Plant Blog
Music Plant
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