かなりさぼった。
ずいぶんさぼった。
目標、週に一度の更新。
いろんな事が起こっている昨今、生きてる事に感謝しつつ、先日中学の同窓会に出席した。
今年で、38年間の教師生活を終えた当時の担任M先生の労をねぎらう会も含めての3年4組と5組の合同同窓会。
在学中、俺を『山下将軍!』と呼んでくれていた、4組の担任のY先生は、今回の震災で体調を崩してしまったらしく欠席だった。 会いたかった。
今回のキーワードはやはり『震災』だった。
生きてるうちにこんな事が起こるなんて誰も思っていなかったよ。
でも、そんな話題ばかり話してる訳ではなく、あの当時はどうだったとか、あの事件の真相とか、息子が受験でとか、娘が口きいてくれないとか歳相応の内容も。みんな『いい歳』だから、もう子どもも自分の手を離れた人からまだまだちっちゃい子どもがいる人まで様々で、
『上の子はピアノを習わしたけど、下はサックスを学校でやってんだわ。俺もギターなんかやってて・・・。』とか、
『この歳になるとまたギター弾きてえなぁ〜って思うんだよね・・・。』とか、
『あの頃はGibsonとかFenderって高っかくてとてもじゃねえけど買えなかったぢゃん。でも最近安くなったよね。』とか、
『GLAYはドラムがいないからバンドぢゃないよね。LUNA SEAはいいんだよな〜、ドラムとか好きだし。あと、ラルクが実は好きなんだよね〜。』なんていう意外な人から意外な話が・・・。
私の音楽人生で最初のドラマーだったY君も出席。『もうやってないの?』と聞くと、『全然やってないよ〜。でも今になるとまたやってみたいよね〜。KISSのDVDはあるよ(笑)』とか・・・。
みんな何かしら家族のどこかに『楽器』や『音楽』が存在したりして。
そんな話を一角でしていると、何人かが名刺くれと来てくれたり。興味あるんだね。音楽ってすごい。・・・ちょっと思った。
更に、こんな状況の中、楽器なんて直接命に関わるもんぢゃないから、と思っていた部分もあったが、先日、久々にご来店下さった昔からの常連さんは、自分の店が滅茶苦茶になり1週間程かかってやっと一段落ついたので、『命の洗濯に来てみた。』と、言っていた。
新しい楽器や、珍しい楽器を『見るだけ』でも安らぎがあるんだから、楽器屋も捨てたもんぢゃねえな。役にたってんぢゃん。と、再認識。
阪神大震災でもそうであったように、早くに回復した地域がだんだん増えて来ると『OK』や『もう大丈夫』という楽勝的な雰囲気が否応無しに漂ってくる。実はそんな事はないハズ。今回の報道されている大きな被害の地域以外にも思ってもみないような様々な被害が出ている場所がいくつもある。各所でチャリティーや復興支援の販売や募金、LIVEが行われたりしているが、一時の『ノリ』でなくしっかりと最期まで助けてあげてほしいと願う。
何はともあれ、もういい加減やめてほしい。余震。
ウルトラマンか誰かいませんか〜!