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BlogのUPがしばらく滞っていました。m(_ _)m

今回ののProduct Reviewはマイクです。
しかもリボンマイクです。CADの新製品TRION7000です。見た目がドラえもんのようなマイクで、ドラえもん好きな僕としてはチェックしないわけにはいきません(^^;)。



リボンマイクというと、皆さんどのような印象を受けるでしょうか?
僕はちょっとレトロな音がしそうだな、と言う印象があります。

「何それ?」という方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単に説明しておきましょう。
マイクというのは大きく「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」に分類できます。皆さんが良くご存知のダイナミックマイクは「ムービングコイルタイプ」といいまして、永久磁石とコイルを組み合わせたものです。
ダイアフラムがコイルを動かし、電磁誘導により、音声信号を電気信号に変換します。

コンデンサータイプは非常に薄い2枚の金属膜に直流電圧をかけ、コンデンサー(キャパシタ)を形成します。その金属膜に音波振動が伝わると、金属膜の間の距離が変化しますが、その際に静電容量も変化します(この辺は高校物理学になります)。それを電気信号として取り出すことにより、マイクとしての機能を発揮します。この伝金属板にかける直流電圧が「+48V fantom電源」と呼ばれるものです。モノによっては130Vを言う高電圧をかけるものもあります。
さてリボンマイクですがコレはダイナミックマイクの1種です。永久磁石と、薄い金属板(コレが「リボン」の由来ですね)を使用し、音波振動が、このリボンを振動させることにより、リボン両端に電圧が生じ、マイクとして機能します。

開発の歴史としては「ムービングコイルタイプ」→「リボンタイプ」→「コンデンサーマイク」と言う順番のはずです。
ムービングコイルの場合は、重たいコイルが振動するので、高域の繊細な収録にはあまり向きません。逆にコンデンサーマイクは薄い金属膜が振動するので高域まで非常に繊細に収録できますが、あまり大きな音圧は得意ではありません(最近は高音圧に耐えるものも少なくありませんが)。

ではリボンマイクはどうでしょう。
薄い金属を使用しているのであまり大音圧(kickなど)にはあまりオススメできません。ただ金属膜の薄さのおかげで、繊細な高域を収録することが可能です。
ではコンデンサーマイクとの違いはナンでしょう?

ここからは個人的意見も多分に含まれますので、参考程度にとどめておいてください。
実際に使用しての印象ですでの、そう外れてもいないと思います。

コンデンサーマイクが、非常に正確に収録するのに対し、リボンマイクは若干暖かみがあるというか、耳に痛くないのです。周波数特性曲線を見ると高域がなだらかに落ちています。実際の音の印象ではそのグラフより高域が出ているのですが、コンデンサーマイクよりはウォームな印象です。

皆さんDsの収録時にシンバル用にコンデンサーマイクを使用して、シンバルが耳に痛かったことないですか?
それを是正してくれるマイクです。

TRION7000に話を戻しましょう
今回はRec時にGtの収録に使用してみました。
数本マイクを立ててギタリストと音を作っていったのですが、どれをメインマイクとして収録するか?というときに彼は一聴して
「ドラえもんマイク(=TRION7000)で!!」
と即答しました。

僕も賛成だったので、早速録音開始です。いつもはSM57や,e609を使用しているのですが、いやすばらしい!
耳に痛くない高域としっかりした中域が非常に素敵です。
欲しくなってしまいました(外見だけではなく中身ですよ。念のため)。

しっかりしたケースに入っていて、高級感もあり、ショックマウントも付属します。

ちょっと個性的だけど使えるマイクが欲しい人は是非、選択肢に入れてみてください。
今回は試せませんでしたが、ピーキーで耳が痛いボーカルなどにもマッチすると思います。


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