イヤ~寒いですね。
かなり乾燥してきているので、楽器のコンディションは要チェックですね!
アコースティックギターやクラシックギターなどは寒い所から暖かい場所に持って行き
急にケースを開けたりすると材が割れてしまう事もありますから、
その部屋の気温に馴染ませてから取り出し方がよいです。
(暖かい場所から寒い場所も危険なので注意!エレキギターだからといって油断は禁物!)
そのな寒い今日この頃ですが、
ミディアムスケールのJBタイプネックのオーダーを頂いたので作業にとりかかっています。
木材の厚み出しなどを行い指板材にフレット溝を切りという感じで、
いつものように作業は進みましたが、ここで問題発生~!
ミディアム用のトラスロッドが無い...
パーツ屋さんでもミディアム用は取り扱っていないようだ。
ミディアムスケールのベースが最近減ってきているからかもしれない。
ならば、無い物は作るしかないない!!
ということトラスロッド製作開始!
芯だけのオーソドックスなタイプでもよいのですが、
今回はチャネルロッドタイプを使用。
ロッドの効きもよくトラブルも少ないロッドです。
とりあえずロングスケール用を用意し分解します。
次にチャンネルにはまっている芯を取り出し適当な長さにカット。
そしてトラスロッドナットに合わせたピッチで芯にネジきり加工を行ない、
チャネルも芯の長さに合わせてカットし、組み込めば出来上がり!!
ちょっと時間が掛かりましたが、ロッドの効き具合もバッチリなので、
これで次の工程に進めます~(汗)。
ご自分でミディアムスケールのネックを製作したいが
トラスロッドが見つからないという方は製作致しますのでお問い合わせ下さい~!
*右側画像
上がロングスケース用トラスロッド。中が今回製作したミディアム用。下がギター用です。
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