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学園祭シーズンになってきているようですね。
工房の横に有る休憩スペースでは学生さんたちがミーティングをしているのをみかけます。

楽しそうにミーティングするバンドもいれば、熱く語り合うバンド、焦っているバンドと様々ですね。

自分もそうであったように、学生にとって学園祭は一大イベント!!
気合が入らない訳がないですよね!?

そのせいもあってか、セットアップや配線関係のリペアが増えてきております。
ライブの前にメンテナンスをする事はとてもよい事ですね!

せっかく練習しても本番で音が出ない、オクターブ調整が出来ていないので演奏がまとまって聞こえないなんて事になったら嫌ですよね。

メンテナンスまだの方お早めに!!

それでは今日はあらためてメンテナンスの基本、オクターブ調整の仕方をご説明致します。

まず始めにチューナーを使用して正確にチューニングをします。
(このとき使うチューナーは音の変化を細かく読み取れるアナログチューナーがお勧めです)

続いて、12フレットを押さえて弦を弾きます。(これを実音と言います。)
この時にチューナーの針がどの位置に止まったかを覚えておいて下さい。

次に、12フレット上で軽く弦に触れ、弦を弾いた後すぐに12フレット上の指を離します。
(その時でた高い音をハーモにクス音と言います。)

このハーモにクス音と先程の実音の針の位置(ピッチ)が合うように調整します。

調整の仕方は、ハーモにクス音よりも実音が高い場合にはブリッジの駒をボディエンド側に動かし、
逆にハーモにクス音より実音が低い場合にはネック側に移動させます。

この作業を各弦行えば完了!!

こうした調整を行うことによって、ポジションによってのピッチのずれを無くす事ができます。

ただし、オクターブ調整はネックの反り、ナット溝、フレットが良い状態で行わないと正確な調整ができませんのでご注意を!

時間はちょっとかかりますが、それほど難しくない調整ですので是非トライしてみてください!!

kuro




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