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今週も釣れました~!最近好調です!!
さ~この好調がいつまで続くか!?



おっ!そういえばリペア日記が299回まできました!あと一回で300回です!
(本当は今回が300回目なんです。一番最初に書いた日記はナンバーをつけていないので....)

いつから書き出したのか遡ってみると2006年4月18日からスタートしていました。
これからもチョコチョコ書いていきますので、たまにチェックして頂ければと思います。

釣り日記ではなくリペア日記のおかげかどうかは解りませんが、連日修理のご依頼を頂いております。
昨日はオープンの11時から連続6件のメンテナンスや改造のご依頼を頂き大忙しでした~(汗)
とても有り難い事です!感謝感謝です!

さて、そんな大忙しな週末前にはネック折れの修理を行いました~。
今回の「折れ」は割と平面な部分です。

とりあえず割れている所にボンドを流し込み圧着。
しっかりと接着できましたが、割れが大きいので念のため補強を入れます。

今回の補強は溝を掘り、そこに埋め木をはめ込む方法で行う事にしました。



溝の大きさに合わせハードメイプルで補強材を作成。

ここで一工夫。
メイプルだけの補強材は埋めた跡はどうして目立ってしまうので、
少しでも目立たなくさせるためにメイプルの上にマホガニー材を張りました。



画像ではマホガニーにも厚みを持たせていますが、実際に溝に埋め込むとマホガニーの厚みが
約1mmになるようメイプルの厚みを調整してあります。

こちらのギターのオーナーのご希望により「修理跡は見えても構わない。見た目は気にしない」
と仰っておりましたが、少しでも目駄々なくなればと思い二層にしました。
補強を埋めた後は余分な段差だけをとり色合わせ無しの塗装に入りますが、
一度塗装を落としてリフィニッシュを行えば割と目立たなくなる場合もあります。



この補強材ですが、溝にピッタリ収まるようにすると余分なボンドが外にはみ出さず、
溝と補強材の間にボンドが必要以上に溜まってしまい強度がおちしてしまうので
溝に対してきつ過ぎず、ゆる過ぎずで製作しないといけないので、なかなか難しい作業でもあります。

今回はヘッドバックに2箇所、ヘッドサイドに1箇所の補強ですが、
折れ方によっては接着だけで済む場合もありますし、逆に大きく補強を入れなくてはいけないケースも
ありますので、万が一ネックを折ってしまった場合には弦を緩め、そのままの状態で出来るだけ早く
ミュージックプラントにお持ち下さい!

それでは、今週はこの辺で失礼します~。













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