以前の日記でも書きましたが、
一年半程前ですが石垣島に旅行に行った時にハイビスカスの枝を購入したました。
瓶に入れて水栽培で育て毎朝晩水を交換していたら、
ついに...咲きました~!!
最近、物が壊れる事件多発中で気分が落ちていましたが、
おかげでテンションが上がりました!
しかも、小さいですが蕾がもう一個出てきました!
植物を育てたのは中学の時の菊以来で、その時は授業の一環だったので
面白くもなんともなかったですが、こうして自分で決めて育て花が咲くと
かなり嬉しいものですね~(笑)
次の蕾も楽しみですが、秋らしくなってきたのでちょっと心配です。
さて、今日のリペアはLPのネックジョイント剥がれです。
稀にネックとボディがしっかりと接着されておらず、長年使っていると
ネックが外れてしまうというケースがあります。
その時は、指板を外し熱を加えてボンドを暖め外すという方法やネック交換と
いう方法もありますが、今回は比較的コストを押さえ、尚且つしっかりネックを
固定する方法です。
今回リペアするギターはネックが外れ始めた時に、綺麗?に剥がれず1弦側のボディサイドに
亀裂が入っていました。同様に6弦側ボディトップにも亀裂が....
とりあえず亀裂にボンドを流し込み接着。
ネックが固定されたのを確認後、ボディ裏面からルターでネックジョイント部に
到達するように掘り込みます。
掘り込みはボディ材とネック材にかかるようにします。
(ちょと残酷な感じ...でも大丈夫!)
削っていき、接着箇所に到達するとネックとボディが接着していたのは
ジョイント部のエンド側のみ...
これでは、ネックがグラグラになりますよ...
ジョイント部とボディ材が水平になったところで削る作業は終了。
次に予め用意しておいたブロックを、溝にはまるように加工。
そして接着してボディと平らになるように削れば完了。
今回はリフィニッシュもする予定なので、塗装を剥がしましたが、
場合によっては部分塗装だけでも目立たなくなりますよ。
重症に思えても、諦めず当店にお持ち下さい。
出来る限り、お客様の要望やご予算に合わせたベストな方法でリペア致します!!
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