例年のごとく、暖かい日が続きますね〜
やっぱり、この期間は。
夏も暑いけど、最近のは非常に短い。
短く感じる。
いや、短いのかな?
短い、短いって言うな!
昔、小さな頃は『短足』という言葉が流行っていた。
流行っていたのかどうかは実のところ知らないが、よく聞いたし、言われたし、言った。
これって、人の身体の欠点をあからさまに指摘しているんだから、酷い話だ。
現代なら、自殺しちゃうんだろうな。
でも、昔は大らかというか、気にしないというか...。
『チビ』とも言われたし。
6つも下の自分の弟に『短足』『デコッパチ』とよく言っていた(自分が小学生か中学生の頃)が、いつの間にか『大逆転!』を喰らい、身長も足の長さも追い越された。
『大きい事はいい事だ〜♪』と山本直純さんが大袈裟なフリでTVの中でやっていた。
高度成長真っただ中だったあの頃は、そんな言葉に踊らされて、どんどん日本は肥えていった。
そんな中『ちっちゃくたってイイじゃん...。』そんな事をつぶやいていた事もある。
今や、世の中はどれだけ小さくなるか、小さくできるか、を競っていたりする。
テレビは、映像技術と映画館の減少と共に大型化され、車も『欧米か!?』と言わんばかりにどんどん大きく太くなって格好悪くなっていく。
でもね、楽器はね、変わんないの。
あんまりね。
昔は技術的に難しかったから、少ない出力でも大きな音が出せるように、サイズの大きなアンプでなるべく大きな音を出せる様にしていた。キーボードもでかいし重いし大変だった。昭和にRockをやろうとしたら、アナログシンセサイザーを何台も練習スタジオに運び込み、複数のキーボードスタンドに積み上げて、砦を築きその中で変幻自在なサウンドを操るという芸当を必要とされていた。
〜現代。平成。
片手で運べる程軽く、『無限か!?』と思わせる種類のサウンドを内蔵し、『本物か!?』というほどリアルなサウンドをいとも簡単に誰でも扱えるようになってしまった。
アンプも、小さく軽くなって、練習用のアンプだったら1台でいろんな有名なアンプの音が出せて、複数のエフェクターが入っていて...は当たり前になって来て、チューナー内蔵、リズム内蔵、録音機能搭載、PCとの連携OK、と考えつくものが何でも入って『1台¥1,000!』(うそ)なんて感じで店頭に並んでいる。
しかし!大型アンプは大型アンプで、相変わらずの大型アンプで、でかい方がイイじゃん!というRockな感覚は根強く、マーシャルはマーシャルのまま、アンペグはアンペグのまま残ってる。
中身はかなりハイテクになりましたけどね。
選択肢の増えた現代は、考えようによっては、とても便利でよろしいのだが、『何でも簡単に手に入る』という部分は人間をかなり駄目にしていると思う。私。
創意工夫。発明工夫。
小学校の時に摺り込まれた思考です。
でも。そんな環境で育って来た人たちが、今、こういった便利グッズをどんどん編み出しているんだ〜と思うと、俺って時代遅れ?と悲観せざるをえない状況。
15Wっぽっちでスタックで肩の高さ程もあるACE TONEを使ってヘボなBASSをかき鳴らしていたあの頃を思うと、激しく小さくなったBASS AMP。
ソフトケースのポケットに500Wのヘッドが片手で入ってしまう。
とても考えられなかった状況です。
あの頃からは・・・。
そんな小さくて、高性能なBASS AMPがまだまだぎょうさん展示中でっせ!にいさん!
結局宣伝になっちゃうんですけど、土浦店に来てみて下さい。
弾いていって下さい。
できれば自分のBASSで。
5月中旬くらいまでやってます。
『BASS MAGAZINE"勝手に"連動企画・ベーシストよ!自分専用ヘッドアンプを手に入れろ!』祭り。
お待ちしてま〜す!
ベーシストなら知っているであろう(勝手な憶測)ジーンシモンズ先生ご愛用のAXE Bass!!
今なら土浦店で眺められますよ。超〜カッケー!!!
今日の1曲:BUSTER/Beautiful Child (あ〜 チョコフレーク食べたい)
山紫水明
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