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初めてのエンジニア日記!MUSICPLANTの永積タカシことktrです。

 さて、当日。雨がしとしと降る中、車を走らせ到着したのはWonderGOO守谷店。何回かエンジニアとして伺ったことのある通称GOOstですが、いつも緊張してしまう現場なのです。というのも、いらっしゃるアーティストさんがCMで見かけるような方々ばかりで、シビアなエンジニアリングを必要とされるのです。お客さんはCDの音を聴いて会場にいらっしゃるので、その"お客さんの頭のなかにある音"にできるだけ近づけなければなりませんから油断できないのです。いえ、もちろん普段からどんな現場であっても妥協も順位も持ち込んではないですが、テレビの箱のなかの映像と実体を伴う実物との間に何か不可侵なものを感じて、ぐっと気持ちが引き締まってしまうのも人間ですから。アーティストさんの等身大の姿を垣間みることのできるバックステージのスタッフというのは独特の快感があるものです。

 12時入りで現地到着。いつものことながら、もうすでにGOOstの前には行列が。楽しみにしてくださるオーディエンスを見ると、出演者でもないのに嬉しくなります。そんな行列を横目に見ながらGOOstに荷物搬入。弊社Bセットクラスの音響でセッティング開始です。GOOstのステージまわりは中空になっているため独特の低音の暴れがあり、その処理がなかなかにエンジニア泣かせなのでした。

 そんなこんなでセッティングを終了し、リハーサルの時間に突入。たまたまBGMでかけていたMichael JacksonのMan In the Mirrorでスタッフの方と盛り上がり一談義していたところにDJさんが一足先にステージへ。近年のライブ事情ではDJがレコードを回すということも少なく、CDJというCDをレコードのように再生できる機械を使うことが多いのですが、今回はレコードプレーヤーを用意。やはり不便ではあるもののアナログ盤がぐるぐる回る姿というのはいいものです。Mac Bookも音ネタとして併用されていて、最新と旧式の融合を目の当たりにしてなにやら感慨深いものがありました。(そんな年齢でもないですが…)。DJさんと音のバランス等を合わせ終わり、いよいよMay J.さんステージ入りです。いや、しかし、これがまたメディアで見かけるよりもさらにさらに美しい方で、内心どきどきでした。実際の歌声もピッチが正確な歌声で、エンジニアとしてはテンションが上がってしまいました。リハにも関わらずオペレートしながらでのりのりです。

 さて本番。客入れ前に若干モニターの音質を詰め、本番を待ちます。本番前の独特な緊張感がとてもいい感じ。オーディエンスは心のアイドリングを高めながら、開演時間を今か今かと待ちかまえている。5分押しでMay J.さん登場。入場と同時に女性からは「カワイイ!」、男性からは「ゥオオオ!」という声にならない声が発せられ、May J.さんも「みんなもカワイイよ!」と受け答え。いい雰囲気です。

setlist
1.君がいて
-MC-
2.Be mine 〜君が好きだよ〜
3.Sing for you
-MC-
4.My Sunshine
5.Beautiful Days
-ちょっとMC-
6.Garden

新曲を交えながらも抑揚のある曲順で、お客さんのテンションはだだ上がり!会場の熱気が上がり、May J.さんとお客さんとの掛け合いもバッチリ!最終曲のGardenでは大合唱の大団円で終了。

満員のお客さんとのサイン会も、僕の知る中では一番長時間でした。その間疲れた顔も見せず、一人一人を慈しむように親身に応対されるMay J.さんがとても印象的でした。

そんなこんなでktr第一回レポートはいかがでしたでしょうか。駄文で申し訳ないのですが、これからも書き綴ってゆきたいので優しい眼差しで見守ってくださいな。Adios!

 WonderGOOさん公式レポート Mu-linkにも記載がありますのでよろしければご覧ください。

ktr
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