どうもktrです。
正直言って、
落ちた。
と思ってました。試験を受けた直後は。
いやはや、晴れて2級になれました。ワー(声援)!
ktr改めorzになるところでした。
学科と実技があり、実技の中にも要素(リスニング)と作業(オペレーティング)のある試験内容。学科は久々の勉強の甲斐もあって間違いなく合格した自信があり、要素も前日に偶然聴いたクラシックが出題されるラッキーがあったりと自信があったのですが、いかんせん作業が…。制限時間内にマイクを2本立て、CDとともに演奏してもらうだけといえばそれだけのシンプル極まりないオペレーティングなのですが、この制限時間がなかなか曲者で、うかうかしてるとあっという間にタイムオーバーになってしまうのです。
しかも、本番に弱く、緊張しがちな僕としては棒高跳び並に高いハードルでした。なんてったって、普通二輪の教習合宿に友達と連れ立って行ったとき、合格間違い無しといわれていたにも関わらず最後の最後でクランクで失敗した僕ですから。皆が合宿卒業して帰って行くのを、心中穏やかでない状態で見送り、「足引きの 山鳥の尾の しだりおの ながながし夜を ひとりかも寝ん(柿本人麿)」と呟きながら一人むなしく一晩を過ごした僕ですから。
脱線しました。で、本番。やらかしたんですよ。制限時間オーバーです。ランスルーという通しリハーサルを時間内に終わらせる必要があるのですが、終わりきらなかったのです。もう帰りの電車で意気消沈。関係者各位に「かくかくしかじかで」と謝りのメールを送り、大変な自己無力感に苛まされてました。さらにその帰りの電車は事故のため途中で止まってしまい、泣きっ面に蜂。もう「かも寝ん」状態ですよ。雨のそぼ降る寒空の中、電車から降ろされ、ああこの状態は今の俺の心のようだといまにも泣きそうだったつくばエクスプレスみどりの駅。
そんなこんなを思い出しながら、手元に届いた結果発表ハガキの前で正座して10分。
(落ちたにちがいないィィ!かも寝んんん!)と叫び、(でもひょっとしたら受かっとるかもねん!)と思い、
おそるおそる開けてみると、
「あなたは、
技能検定に
合格しました。」
あまりにも淡泊に記述されていたため、「合格」の前に「不」がついてるんじゃないかと3度は見直しましたね。本当に、良かった。ワー(声援)!パチパチ(拍手)!
ちなみに、一級を受験したTakumi Otaniさんも合格されました。「あたり前田のクラッカーじゃね?」と勝者の余裕。「一流」ではなく「一級」なのがご不満な様子。しかしまぁ、ぼくが危うかったものの、MUSIC PLANTはこの試験合格率100%をキープしております。ワー(声援)!
安堵するのも束の間、2年後には一級が待っているのだが…。ワー(狼狽)!
今度つくば店に来たときには「2級!」と呼んでください(もう一人いますけど)。先着3名様に缶コーヒーおごってもらいますよ!Adios!
ktr
MUSIC PLANT
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