関東地方もやっと梅雨明けしました。引っ張りすぎですよ。本当に... 。今日なんかは店内を出ると余りの暑さと眩しさに立ちくらみがするくらいでした。そんな「夏」な感じがしてきた今日この頃のリペア日記は「ネックについて」です。前回のリペア日記にも書いたジャック交換と同じぐらいに多いのがネック調整です。ネックの状態を見る方法はいくつかありますが、判りやすいのが弦とフレットの隙間を見る方法です。6弦の1フレットと15フレット付近を押さえ、7フレット付近で0.5ミリぐらいの隙間があるのが理想です。同じ事を1弦でも行います。6弦側と1弦側で隙間の開き具合が違う場合には、ねじれている可能性があります。隙間が無くフレットと弦が接触している場合には逆反りになっており、フレットと弦が離れすぎている場合には順反りになっています。どちらもビビリや音詰まりの原因となり演奏に支障が出てしまいますので、トラスロッド調整などが必要になります。ロッド調整は間違えたやり方をすると楽器を壊してしまう可能性もありますので、ロッド調整を行った事の無い方や、慣れない方は、リペアマンにお任せ下さい。ミュージックプラントではご希望であれば、調整中の作業を御覧頂ながら調整方法などご説明致しますで、是非是非ご来店下さい。

*写真の海は、私の実家近くの海です。小さい頃は海開きする前から海に入っていました。7月31日には花火大会も有り、いつもは静かな町もこの日ばかりは大賑わいです。
kuro
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