徐々に年末が近づくにつれて、リペアの仕事が増えてまいりました。クリスマスライブや年末イベントに向けて楽器のコンディションはいかがでしょうか?メンテナンスなどご相談お待ちしております。今日のリペア日記ですが、チューニングの狂いについてお客様からご相談頂きました。ギターを見せて頂いた所、クルーソンタイプのプラスチックツマミのペグがついていましたが、ペグをまわしてみると、若干がたつきがあり、トルクが弱まっていました。このタイプのペグに良く見られる症状で、長年使って行くうちにウォームギアの歯車が減ってしまいトルクがなくなり、チョーキング時などにポストが動いてしまいチューニングが狂ってしまいます。今回はトルク調整のできるロトマチックタイプを取り付けることで対応することになりました。その他のタイプでは弦をポストでロック出来るスパーゼルなどもお勧めですね。レスポールなどであまり外見を変えたくない方など、クルーソンタイプでプラスチックツマミでロック式もありますので、パーツページをご覧下さい。チューニングの狂いの原因は色々有り、ナットやブリッジなども考えられますので、お悩み方は是非ご相談下さい。

kuro
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