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年末になりイベントが多い為か、ストラップピンビス穴の修理が多くなっております。きっと盛り上がって激しく動いているのでしょうね。ということで、本日のリペア日記はビス穴の修理についてお話したいと思います。ストラップピン外れやピン折れなど経験された方は結構多いのではないでしょうか?ビス穴が大きく広がってしまったり、ビスが折れて中に残ってしまったり...修理を諦めて新しくビス穴を開けてしまうなんて方もいらっしゃると思います。しかし、ビスが折れて中に残ってしまったとしても、修理できます!状態によって修理の方法は変わってきますが、ボディ内部にビスが残っている場合には、色々工具を使用しビス穴の周りを掘り込んでいきます。そうする事により折れたビスを揺さぶり、引き抜く事ができます。当然、揺さぶった後はビス穴の形が崩れてしまいますので、崩れを取り除ける大きさのドリルを使い穴を広げてあげます。後は広げた穴の大きさにあった埋め木にボンドを付け、打ち込みます(ダボ打ち)。その後、ボンドの乾燥を待ち、ボディ面と同じ高さになるように埋め木を削り、新たにストラップピンの穴を開け、取り付ければ完成です。症状が酷くなければ、ストラップピンに隠れるぐらいの埋め木ですむので傷がほとんど目立ちません。この修理の方法はストラップピン以外にも、ピックガードのビス穴、ペグビス穴など多くの所に応用できます。 もし、「ビスが折れてしまった」「ビスが抜けてしまう」などの症状の時には諦めずにご御相談ください!



*画像は、筑波山の麓にある温泉に行った時に駐車場から撮影したものです。山に囲まれて入る露天風呂は最高ですよ~!筑波山の周りには温泉に入れる旅館や施設がありますので、楽器を見に行くついでに、今年の疲れを温泉で洗い流していかがでしょうか。

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