ここ数日は天気が良いですが、関東地方も梅雨入りしましたね~。この季節になるとジメ~っとした空気が嫌ですね。仕事を終え、家に帰ると部屋の中の湿度が高いので、押入れから除湿機を引っ張りだしました。過剰な湿気は楽器に良くないですからね!!
除湿機を見ると気持ち良いくらい水が溜まってますよ。「お~今日もこんなに取れた!大漁!?いや違う大量だ~!」と思いながらとれた水を捨てる毎日です。
だんだん夏が近づいてきた今日この頃ですが、本日のリペアはウクレレにピックアップ取り付けです。今回はL,R,BaggsのRibbon TRANSDUCERを取り付けました。ブリッジ台座に2.5mm程の配線用の穴を開けて、サドルと台座の間に帯状のピエゾピックアップを仕込タイプですが、Ribbon TRANSDUCEは構造上ボディ内部から配線用の穴をくぐらせ、ピックアップをボディの表面に出さなければなりません。
アコースティックギターに取り付ける場合にはボディの中に手を入れて作業ができますが、ウクレレはボディが小さいので手を入れての作業ができません。手の変わりにワイヤーや紐、細い棒などを使用してゆっくりと作業を進めて行きます。エンドピンジャックも同様で細目のジャックが付いたシールを使用してボディ内部から引き出し取り付けます。取り付けが完了したら、ピエゾの厚み分だけブリッジを削り完成!
今回はサドルが細い為、新にサドルを製作し取り付け溝を広げる加工を行いました。今からはウクレレの音色がよく似合う季節ですね。皆さんも始めてみては如何でしょうか? ギター以外にもウクレレの販売、カスタマイズ、リペアも行っておりますので是非ご来店下さい!
kuro
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