Roland V-Synth GT Master Seminar

機能紹介
- Scond Half-
さて、いよいよ本文ですね。
何から行きましょうか。
新製品発表会の時もそうでしたが、機能が多すぎると結構大変です。覚える方も、書く方も(作る方はもっと大変だったでしょう)。
特徴ですが、
- サウンドエンジンがDual coreになりました。
さらっと書きましたがV-Synth GT=V-Synth×2という事です(正確にはちょっと違いますが)。
- 従来の"Elastic Audio Synthesis"(以下,「EA synthesis」)に加え,"Articulative Phrase Synthesis"(以下,「AP synthesis」)が搭載されました。
もちろん同時使用可能です。
- その分、複雑になった音色エディットを強力にサポートする"Sound Shaper"が"Sound Shaper II"に!!
- いわゆるボコーダーの進化形である"Vocal Designer"もV-synthの時より進化しました。
- TFTカラータッチディスプレイの搭載により、より判りやすくなっています。
- パネルレイアウトも変更されています。
- USBホスト機能もつき、USBメモリーにバックアップする事も簡単です。
では詳細をみてみましょう。
残念なのがこの場で音をお聞かせできない事です。想像力を膨らませて、実際は店頭でお試し下さい。
Dual Core
前述の通り、端的に言うとV-synth2台分です。
倍になったのは
- オシレーター
- モジュレーション
- COSM
- エフェクト
- Step Mod
という、シンセとしての心臓部がDualです。
コレにより、V-Synthでは
1Patch(V-Synthシリーズにおける音の最大単位)=
1Tone(V-Synthシリーズにおける音の最小単位)だったのが
V-Synth GTでは
1Patch=2Tone("Upper tone"と"Lower tone")になっています("Patch","Tone"の考え方は従来のRolandのシンセと同じです)。
レイヤーさせて図太い音を作るもよし、スプリットで右手と左手のコンビネーションを楽しむもよし。なんていったって1ToneがV-Synth1台分ですからね。
「レイヤーしないと音が細くて...」なんて心配は一切無用です。
Panel Layout
コレは写真を見比べていただきながらの方が判りやすいと思います。上が、
V-Synth GT,下がV-synthです。クリックで拡大画像が開きます。


大きなコンセプトには変わりはなく、さらに使いやすくなっている、というのが僕の印象です。
向かって右側、V-synthの時にはノブとボタンが集中していた"Edit section"ですが、
V-Synth GTもそんな感じです。ただノブの数が減り、
使用頻度の高い物が優先的に配置されている、と言った感じでしょうか。
Edit section

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もちろんAP synthesysのセクションもあります。
V-Synthの時には3つだった[Structure]も5つに増えています。AP synsthesisの追加と、Vocal Designerの同時使用が可能になったので、追加されたのです。
「いや、いくら使用頻度が高い物に限った、っていっても使う時は使うし....」というEditの時を考えて、"Center section"にはディスプレイと連動した8個のノブがあります。
Center section

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E1からE8と名前(?)のつけられたこの"センターノブ"(便宜上そう呼びます)のおかげでEdit時のみならず、通常演奏時にも
Edit sectrionからノブが減った事を感じさせない操作が可能です。
またCenter sectionには、テンキーとジョグダイヤル、カーソル,[DEC/-],[INC/+]が配置されています。久しくシンセには搭載されていなかったテンキーここに復活、といった感じです。
音色の決定時等にはやはりあるにこした事はありません。
さて向かって左、こちらは"Perfomance section"とでも呼ぶべきでしょうか。
Performance section

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- アサイナブルノブ,
- アルペジエーター,
- Time trip PAD,
- D-Beam,
- Patch palette
等おなじみの機能が、いっそう使いやすく配置されています。
ベンダーの上にはS1,S2というボタンが配置され、コレにも様々な機能をアサインする事が可能です。位置も考えられていて、ベンドを操作しながらでも指が届く様な配置になっています。
Vol.3につづく
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