今回はMusic Plant Annex Recording Studioの機材であるSONY DPS-V77をご紹介しましょう
もうだいぶ前に生産完了になりましたが、SONYのエフェクターのシリーズにDPSシリーズというのがありました。たまにYahoo Auctionsにも出てきますね。
DPS-D7=ディレイ専用機
DPS-F7=フィルター専用機
DPS-M7=モジュレーター専用機
DPS-R7=リバーブ専用機
という4つのラインナップで1U、結構重たく1台¥150000(!!)(全部買うと¥60万ですよ!!)
というのがあったのです。
D7,M7,R7は所有して使用したことがあるのですが、t.c. electronicやLexicon,YAMAHAのどれとも異なるシルキーにかかるエフェクトが非常に重宝していました。特にR7は好きでよく使用していました。
でこの4台の中から厳選したプログラムを搭載し、更に相互に組み合わせたり、新規に新しく追加されたエフェクトをもつマルチエフェクタとして発売されたのがDPS-V77です。
弟分としてSPD-V55と言うのもありましたが、そちらはかなりコンセプトが異なっていました。
実際の音に関してですが、そうですね、僕が初めて聞いたときの印象は「素敵!!!」でしたね。自然に広がるリバーブ
僕はよくRoom,Plate,Hallの3種類を使うので、コレに限らず使用可能なエフェクタについてはすべての機種で、ある程度デフォルトでプリセットを組んであるのですが、とりあえず、で使っても非常に良い感じです。
A.GtやStrings,Snareなど最高です。
僕が一番好きなリバーブといってよいかもしれません。
また先日同僚のバンドの録音をちょっと手伝ったのですが、そのときはM7/F7からのプログラムが大活躍でした。
ジョグダイヤルで操作もしやすく、視認性はプラグインに勝てないながらも、音の部分では下手なプラグインより、全然スムーズです。
生産完了が非常に悔やまれますが、モノがあればもう一台欲しいエフェクタの1つです。
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