今回はdbxの1066です。
コレはデュアルモノラル/ステレオのGate/Expander+Compressor+Limiterです。
この機種は結構僕のお気に入りの機種で、商品ページの記事で「当店engineerが...」と言う記事がありますが、このEngineerとは僕のことです。
実際、ガシッとかかるこの機種は非常に「Sound Rock!!!」です。
Gate/ExpanderのコントロールはThreshold+Ratioです。僕はほとんどGate/Expanderを使わないので、特に印象がありませんが、とりあえず、音がなくなります(笑)。
僕の好みなのはコンプレッサー部です。コントロールはThreshold,Ratio,Attack,Release,Outputで、特筆すべきことはないです。
この機種の特徴はAttackとReleaseの単位が[dB/sec]になってることでしょうか。
ほとんどの機種は[sec]または[msec]のみですから最初は違和感がありました。
しかし慣れてくると、非常に理にかなっている設計で、パーカッシブな音に対しても自然な感じです。
Releaseも同様の設定でロングサステインモノもきれいにまとめてくれます。
慣れるまでは大変かもしれませんが....
ただ前述の通りかなりガッツのある感じにかかるのでジャンルを選ぶかもしれません。間違いなくRockには向きますが、JazzのVocalやソウルなどにはovereasy(=soft knee)をうまく設定しないと不自然な感じになるかもしれません。
PA/SRでよく使用するのですが、totalにかけても、チャンネルにインサートしても非常に使える機材です。
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