巷では、どんどん弦が増えている。
いや、マジです。
クラシックギターの世界では10弦も1960年代から製作されていましたが、ことエレキギターとなるとつい最近のお話。
今となっては各メーカーがレギュラー商品としてカタログに載せてしまうほどの定番になった。
7弦がでてきた頃は、『うわっ!』と思いながら7本目ってどんな太さよ!? って叫び、知り合いはチューニング下げる為にでっかい玉の付いたベース弦を張っていた。
あの頃はスティーブ・ヴァイ先生の華麗な弾き姿にもうっとりしたり・・・。
そんなこんなで比較的最近に8弦がでてきた!
7弦の高い方に1本増やす(6弦ベースのHi-C的考え)というのもありだが、ラウドな平成ギタリスト達はこぞって太い弦を張る方向を選んだ。
低音が欲しいんだ!もうチューニングが下げられねえぜ!ベーシストなんて要らねえぜ!といろんな想いが絡み合い弦は太さを増して行く。
そして、然程時期をあけずに9弦が登場!
もう驚かずに『で、10弦はいつ頃なの?』と、メーカー担当者にニヤニヤと聞いてみる。
それにしても、飯をよそる杓文字みたいだなぁとつぶやいてみる・・・。
6弦ベースのネック幅にほぼ等しいらしい。
このまま行ったらどうなっちゃうの〜と言いつつも、『あ、12弦って普通にあるじゃん。』なんて思う今日この頃。
普通がいい。は、平均的日本人の考え。
ちょっと欧米な血が入ってるのかな〜的な方や、みんなと同じはイヤ!という懐かし系ギター小僧現代版の方々には、この『普通じゃない』感じがご馳走です。
チューニングなんて1弦から
E,B,G,D,A,E,B,F#,C# ですから。 普通に生活してたら出会わない音名がでてきます。
(ホントに普通に生活してたら音名とか使わないんですけどね)
で、何が大変ってやっぱりアンプぢゃないですかねェ。
8弦や9弦の音なんて、もう殆どベースですから。
ギターアンプでベース弾いてる訳ですからアンプくんも大変です。
But、しかし、7弦、8弦、ましてや9弦を手に入れようとしてるギタリストさん達はそんなちっぽけな事に悩んだりはしていません。(オイオイ大事な事ぢゃねーの?)
自分の中から溢れ出るこの多弦でしか表現のできないイマジネイションを広大なフィンガーボードの上に叩きつけていくという至福の時間に身を委ね、春眠暁を覚えずもそっちのけで奥深〜い多弦サウンドの構築作業に堕ちてゆくのです・・・。
さあさあ、そんなわけで、
つくば店に行けば、ズラ〜リと並べられた多弦ギター達に逢えます!
あんた達、いったい何本弦張ったら気がすむのーっ!全部足したら何本あるの〜!! と心の中で叫びながら、平静を装って試奏に来て下さい。つれて帰るのもOKです。
ゴールデンウイークからその後しばらくはこのラインナップを拝めますヨ。
皆様のご来場お待ちしております多弦!
つくば店 多弦エレキフェア!開催中!
★ラインナップ★
Jackson DK7Q/Sterling by MUSICMAN JP70D/E-II HORIZON NT-7B/E-II HRF NT-8B/E-II TE-7/SCHECTER AD-C-9-HR/SCHECTER AD-C-8-HR/SCHECTER AD-C-7-HR/SCHECTER AR-07/PRS SE Custom 24 Beveled 7-String ・・・etc
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