行ってきました!!
KORG M3 Seminar
特徴
コレは
KorgのM3のページにもありますが、ここでも記載しておきましょう。というかコピーです。
- 新音源EDS(エンハンスト・ディフィニション・シンセシス)の採用による、豊かでビビッドなサウンド。
- (48KHzサンプリング)膨大な256Mbyte(16ビット・リニア換算時)のPCMメモリーには、7個のステレオを含む1,032個のマルチサンプル、116個のステレオを含む1,606個のドラム・サンプルを搭載。完全120ボイス、4段階のベロシティ・スイッチを搭載したサウンドも数多く収録。
- OASYSに搭載された第二世代のKARMAや、ドラム・トラック機能、オープン・サンプリング・システム、16トラックMIDIシーケンサーなどによる、イメージをシームレスに素早く完成型へ到達できる新しい制作環境。
- カラー・タッチビューGUIによる高い操作性、さらにディスプレイをX-Yコントロールとして使用可能なほか、8つのマルチ・パッド、コントロール・サーフェスなどによる高い操作性と表現力を実現。
- DAWシステムへの有機的な結合を可能にする、バーチャライズド・ハードウェア。
- ハードウェア単位でも柔軟なシステム構築を容易なものにする新発想、コルグ・コンポーネント・システム。
- 異素材の組み合わせによるシンプルでエレガント、暖かみのあるデザインを採用。
- 61-key、73-key、88-keyモデル、そしてモジュールから選べる4モデル、独自開発新鍵盤採用による抜群の操作感と豊かな表現力。
- アナログ・モデリング・シンセサイザーRADIAS音源ボードEXB-RADIASやPCMサンプル容量を拡張するEXB-M256、Firewireケーブル1本でバーチャライズド・ハードウェア環境ができるEXB-FWボード、今後発売予定のEX-USB-PCMシリーズ・ライブラリーなどの豊富な拡張性。
OYASYSにで好評だったpadやKARMAまで標準搭載です。またRadiasも使えます。楽しみですねー。今回のセミナーでは本体単体の新機能に限られていましたので、以下に記載してあることは買ってすぐ試せる機能です。
MODE
コルグのシンセらしく(?) [COMBI]と[PROG]があります。他に[SEQ], [SAMPLING], [GLOBAL], [MEDIA]があり、ディスプレイ横のボタンで切替えます。下の写真では[PROG]モードです。
[COMBI](Conbination Mode)
コルグのシンセになじみのある人ならすぐわかってもらえるかもしれません。[COMBI]では[PROG]が16音色並べることが可能で、もちろんKARMA engineもアクティブです。KARMA engineは最大4系統です。RolandやYAMAHAで言うなら"PERFORMANCE"だと思ってもらってよいのかな、という感じです。
PADを叩けば簡単にナイスな演奏が流れます。鍵盤でもよいと思いますが、PADの方がベターかもしれませんね。左から1つずつ1小節ごとに押していけばちょっとしたジングルなど作れてしまうでしょう。
このPADに自分の好きなコードをアサインさせることも可能です。しかも簡単!!!
この簡単というのは非常に重要ですね。アーティストのインタビューで聞いたことがあるかもしれませんが、「良いアイディアを思いついてもPCを起動させてるうちに色褪せてしまう。」「操作に手間を取られちゃうと細かいところがぼやけてきちゃって...。」と言う経験は皆さんありませんか??
PCでなくてもよいと思うのですが、アイディアを形にするのに時間と手間がかかる作業はいかがなものかと思います。すぐ記録できると言うのは非常にありがたいものです。
M3では「おっ、今のコード良いかも!?」と思ったら2アクションでPADにアサインできます。ボタン1つ押して、アサインしたいPADを押すだけです。
さらにさらに、「お、今のコード進行よいじゃん!!メモ!メモ!」という感じでseqのセットアップとしていた皆さん!朗報です。
これまたボタン二つでSeqが立ち上がります。
「なに言ってんだ?こいつ、さっき[SEQ]があるって言ったじゃんか?馬鹿か?」と思った貴方!人の話は最後まで聞くもんですよ。
確かにそれは事実です。[SEQ]でシーケンサーモードに移ります。しかしただ移るだけです。
並んでいるのはデフォルトの場合ピアノの音のみです。
この「ボタン二つで」という方法で移れば、音色は[CONBI]で選んでいたものが並んでいます。
鍵盤なり、PADなりを演奏すればさっきの状態になります。しかもREC待機状態!加えて、ここで録音したものは自動的にKARMAアルゴリズムがMIDIデータに変換されます。
KARMAのアルゴリズムの関係ですべてのコンビネーションでそれが現実になるわけではないのですが、ほとんどは大丈夫とのこと。
良いですねー。ユーザーに優しいですね。
先ほどから出てくる"KARMA"ですが、詳細は
KARMAのページかこの
オフィシャルサイト(英語)などを見てください。
簡単に書くと、というか、YK氏の受け売りですが、"実際にユーザーが最初からアレンジ/打ち込みなどを行う場合には膨大な作業量となる高度なフレーズと音楽的変化を一瞬にして生み出すことができる画期的機能"です。
ですからコンビネーションでKARMAを切ると結構悲しいことになることがあるかもしれません(苦笑)。
他にも[XY MODE]のことなど、いろいろ書きたいのですが、もちネタを全部ばらすと店頭でしゃべることがなくなってしまうので[CONBI]モードの話はコレくらいにしましょう。
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