Engineer日記の更新がまったく滞っているのに、こちらに記事を書くのか、と突っ込まれそうなEngineerのtqmです。
今年も非常に楽しいRecording sessionが多く続いていますが、何が悲しいって録音しているということはリリース前の情報なわけでして、それをリークできない、という狭間で悶々とした日々を送っています。
さて、今回はタイトルのとおり電源ケーブルの話題です。
弊社録音スタジオ Annex Recには数十本という電源ケーブルがあります。
基本的には録音時にHAやアンプ、EQに差し替えて
音作り
に使用するのですが、店頭にも数本展示してあり、試聴も可能ですのでお客さんとたまに話題になるのですが電源ケーブル初心者(?)の方の第一声は決まっています。
「電源ケーブルで音変わるんですか......?」変わります。
いや、
化けます!!!白状しますが、ここまで電源ケーブルで音が変わることをいろいろいっている僕でさえ、最初は
「100Vかかってれば同じジャン。音なんか変わるわけがない。」と思っていました。
「回路は100V供給が前提で設計されているんだから100V供給されていれば音は同じ」とも。
その昔、上司に「まぁ試してみろって」といわれて
「試すのは無料だから」と思い試してみてそれが運のつきでした。
変わりました。
いや、
化けました!!!そこからはや数年,電源ケーブルの魅力にどっぷり浸かっています。
製品レビューにも幾つかレビューがありますが,ここでは電源ケーブル初心者向け(?)の電源ケーブルとどこに効くかをクロスレビュー的な感じで紹介していきたいと思います。
まず,一番安価なモデルから

音の傾向としてはスピード感があり高域がしっかりします。
ふくよかさやそういうものはあまり感じられません。
タイトな音,という印象です。
だいぶ改善されますので「まぁ騙されたと思ってとりあえず買ってみるか...」という方にはいいと思います。店頭で試聴も可能です。

電材部は上記KOJO TECHNOLOGY Medusa KS-0 2mと同じですが,コネクターが異なっています。
やや冷たい感じもありつつも高域の伸びは素晴らしく,スピード感もより早く感じられます。
ハムバッカーをお使いの方など,「もう少し高域の伸びがな~」という方におすすめです。

こちらもやはり電材部は同じです。コネクター部にHUBBELを採用することにより中域に特徴をもたせています。
軽く歪ませたギターに対する分離感は特筆モノです。
クッキリ出したい場合にオススメの電源ケーブルです。
僕はギターアンプや録音の時のSnareなどによく使用しています。
また中域の解像度が上がるのでミキサーやコンプレッサーにもオススメです。

さて,メーカー代わりましてGOURD(ゴード)というメーカーです。ベーシックな底上げ感のあるケーブルで何にでも使っていただける印象です。
サウンドキャラクターはやや上品な感じですが,ギターアンプなどに使用しても中域の解像度が上がります。
クリーン~クランチあたりに向いています。
機材にもオススメの電源ケーブルです。

GCPシリーズの上位機種です。
より上品な感じになります。ジャズギターやベースにオススメの1本です。

低域,中域,高域共に解像度が増加し,「機材の音」が見えてくる電源ケーブルの一つといえるかと思います。ケーブルによる色付けが少なめなので,癖の強い機材や,製作の最終弾などにオススメのケーブルです。
パワーアンプにもオススメです。
意外と長くなってしまいました。今回はこのへんにして次回Vol2に乞うご期待!
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